1.《ネタバレ》 私はおんなだからか(テーマ的にしょうがないんだけど)登場する女性に共感できるキャラがないのでちょっと、物足りなかったです(当たり前すぎてすいません)。
それぐらい、完全に男性社会を描いた作品です。
完璧に容赦ないオトコ映画です。
監督は容赦なくロケにこだわり、役者さんたちも高所撮影で走るシーンや車を牽引するシーンで半端なく苦しい。
それに寒さと水と氷と・吹雪・砂嵐と・・非常に過酷で、この撮影にたずさわった人たちのプロ意識はとてつもないです。
最後にウサギちゃんの生肉を食べるのもすごい・・。
毛皮を剥いだり、鳥食葬の様子が出てきたり、見て損はない感じです。
でも、これが中国大陸的「過酷さ」「冷徹さ」と、日本人のウェットさ・叙情主義のギャップなのか・・
同じ山岳モノでも「八甲田山」とか「聖職の碑」の方が好きだ・・と思ってしまう・・。
弱い私をお赦しください。