ディセントのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 テ行
 > ディセントの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ディセント

[ディセント]
The Descent
2005年上映時間:99分
平均点:5.68 / 10(Review 66人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-07-15)
ホラーサスペンスアドベンチャー
新規登録(2006-07-31)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2011-01-13)【8bit】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ニール・マーシャル〔監督・脚本〕
キャストショーナ・マクドナルド[英・1981年生](女優)サラ
ノーラ=ジェーン・ヌーン(女優)ホリー
マイアンナ・バリング(女優)
オリヴァー・ミルバーン(男優)ポール
脚本ニール・マーシャル〔監督・脚本〕
音楽デヴィッド・ジュリアン
撮影サム・マッカーディ
製作総指揮ポール・スミス〔製作総指揮〕
配給トルネード・フィルム
特殊メイクニール・モリル
編集ジョン・ハリス〔編集・1967年生〕
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(5点検索)】[全部]

別のページへ(5点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
10.《ネタバレ》  地底人という怪物なんかよりも、人間の方が怖い。
 そして人間の中でも「女」は特に怖い……と感じさせる映画でしたね。

 前半は洞窟からの脱出劇かと思いきや、中盤から地底人が登場して「モンスター映画だったのかよ!」とツッコませてくれる辺りは中々楽しかったし、終盤にて「友人を犠牲にして自分だけでも助かろうとする主人公」を描いているのも衝撃的。
 後者に関しては、普通なら嫌悪感しか抱かないはずなのに、何となく納得出来るように仕上げられているんですよね。
 その友人が主人公の夫と不倫していたからとか、誤解も重なった上での選択であるとか、そういった「理由付け」以上に「他者を犠牲にしてでも生き残ろうとするエゴイズム」を肯定的に描いており、そこに説得力が生まれているように思えました。
 とにかくもう、犠牲にする友人を見下ろす主人公の目線が怖くて、強くて、ちょっと恰好良く見えたりもしたんだから、お見事です。
 この手のホラー映画なら、友人側が率先して自己犠牲を選ぶのがお約束であるだけに、それを逆手に取った展開が、非常に新鮮だったと思います。

 一方で、オープニングの事故がラストの夢オチに繋げる為にしか機能しておらず、劇中ではむしろ「夫と友人が不倫していた」事に重点が置かれている辺りなんかは、チグハグに思えましたね。
 だから最後に娘の幻を見たとしても、何か「取って付けた」感がある。
 それと、夢から覚めて起き上がった際に、気絶する前は周囲に散らばっていたはずの白骨が無くなっているなど、ミスなのか演出なのか良く分からない部分があるのも気になりました。
 演出だとすれば「地底人も、その地底人の犠牲者である白骨も存在しない。洞窟で起こった惨劇は主人公達の妄想による代物」あるいは、娘の姿が消えた事も含めて「ようやく主人公が死から解放されたという事を示す為に、あえて白骨は映さなかった。血まみれなのも出産直後の赤子を連想させて、生まれ変わった事を示す為」なんて可能性もありそうなんですが……そのわりには地底人の声を被せてくるし、主人公は娘の亡霊に囚われたままみたいな表情だしで、どうも納得し難い。
 「ただ単に、脱出したと思ったら、実は夢オチで未だ洞窟の中にいたというバッドエンドをやりたかっただけじゃないかなー」と思えちゃいましたね。
 最後には「洞窟探検に旅立つ前の、皆が笑顔で映った写真」で〆る辺りも合わせ、後味の悪さ重視の結末であった気がします。

 ……なんて具合に、色々と解釈が出来そうな「投げっぱなしオチ」だった訳ですが、その答え合わせが続編にて行われていましたね。
 本作を観賞後「結局あれって何だったの?」と気になって仕方ない人には、オススメです。
ゆきさん [DVD(吹替)] 5点(2020-11-12 08:55:46)(良:2票)
9.《ネタバレ》 冒険好きの20・30代女性6人がアパラチア山脈にある洞窟を探検する、探検名所の洞窟だと思っていたらガイド役の独断で未知の洞窟に侵入してしまい、あるのかないのか不明の出口を探索するうちに洞窟内で迷ってしまう。サスペンス映画としてはこれだけで十分なプロットなんですが、なぜか中盤から謎の地底人が出現してくるというのが、皮肉なことにこの映画の最大の失敗というわけです。本作の後でダニー・ボイルが似たようなプロットで『127時間』を撮っている(編集者は両作とも同じ)んだから、ヘンな地底人を出さなくても緊迫した映画になったはずなのにねえ。またこの地底人がどこかで観たことあるような使い回しの造形で、生物としてのリアリティが著しく欠けています。暗闇に順応して眼が退化したという設定なのに、白濁しているとはいえちゃんと眼球がついているってのはおかしいでしょ。またそういう生育環境なったら火や光線を忌避するはずなのに、そんな素振りも見せない。六人の女たちもキャラの区別がついたのはせいぜい二人で、実は主人公のサラでさえ途中から誰だか判らなくなっていました。彼女は後半で仲間の一人と夫が不倫していたことを知ってからキャラ変するのですが、夫は事故で死んでしまっているいるのに相手の女に怒りをぶつける心理がどうも理解できない。これも女性特有のマウンティング心理ってやつですかね。いちばん腹立つのは(未見ですけど)この映画には続編があるということ。つまりサラはこの後救出されたというわけです、私は“幻覚を見ながら洞窟内で朽ち果てるサラ”という趣のラストを評価していただけにがっかりです。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-13 23:17:29)(良:1票)
8.《ネタバレ》 公開当時はそこそこ話題作だったよなぁ…と思いながら鑑賞。

この映画、途中で地底人が出てからガラっと空気が変わるわけで、そこをどうとるかで大きく評価が分かれる映画かな、と思います。
主人公達については最初から好感度低めに描かれてますし、そもそも自業自得なのでこいつらがどうなってもいいと多くの人は思うでしょうから、そこはあまり評価が割れないところでしょうが、とにかく地底人が出てくる事で「え、そっち方向なの?」と観客はなっちゃうわけです。
だって地底人出てこなくても普通に大ピンチで多分彼女達は助からないわけですから、そもそも地底人を出す必然性がありません。
なのに地底人をわざわざ出すからにはそこには説得力とかいろいろ欲しいわけなんですが…しかし残念ながらこの地底人の設定があまりに雑すぎます。

地底で視力がないのはいいとしましょう。でも途中で女性の体に触れ、しかもたいまつの火にあぶられながらもその事実に全く気が付かず女性を見逃すシーンがあります。え、そんな鈍い生き物でお前らどうなの?お前ら何が出来るの?って感じになっちゃうわけです。
実際、そこであっさりその女性に撲殺されてますし。そりゃ相手に触っても気づかないような動物じゃやられて当然なわけで、じゃぁお前ら暗闇でどうやって暮してるの??と。その鈍さじゃお前ら狩られる側なんじゃないの?と思うわけですが、その割には追いかけてきて襲ったりするわけで意味が分からない…というか普段こいつら何を食べてるんでしょうか?
洞窟内に動物の骨が散乱してる地点があったのでどうやら動物を食べてるようですが、あれだけの数の地底人を養えるほど洞窟に動物が迷い込んでくるとも思えないですし、動物を狩に地表近くまで行ったら行ったで狩られるのは多分こいつらの方です。何しろ目も見えなきゃ触覚もまともじゃなく嗅覚もあやしいようですからそれでいったい何ができるんだ?と。
とにかくこの地底人の設定が雑すぎるのが気になって気になってなぜ出したのか全然わかりません。
おかげで本来楽しめるはずの後半パートが全然おもしろくありませんでした。
残念。
あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 5点(2018-11-13 17:47:13)
7.《ネタバレ》 前半30分がかなり退屈。最初の事故は必要だったかなぁ?
地底人は「暗闇に順応してる」とか言われていたが
光があっても目が見えなくて、かといって真っ暗でもやっぱり見えてなくて、
音に対してもすぐ傍にいる人間を感知できないぐらいに鈍感で
それって「順応してる」とは全く言えないだろう(笑)
1対1なら圧倒的に人間側が有利な状態だもの。
良い部分もあっただけにもったいない映画だとは思うが・・・
虎王さん [DVD(字幕)] 5点(2013-05-30 04:15:17)
6.《ネタバレ》 それなりにしっかり作られた良作だと思う。終わり方も絶妙で、夢オチも、あれはあれで最後をシュっと引き締めてくれた。後半、観客の「あぁ、これもう助かる見込みないわ」レベルが高まった頃から緊張感の下落が始まるので、それが気になった。
afoijwさん [DVD(字幕)] 5点(2013-05-24 22:09:16)
5.《ネタバレ》 予備知識ゼロで鑑賞。
冒頭の事故に驚くものの、以降まったく関与しないのね。
洞窟が舞台なので息苦しい感覚になりました。
でも地底人はいらねーよw
結局オチもよく分からないし
悲喜こもごもさん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-08 21:49:20)
4.《ネタバレ》 光の届かぬ洞窟。いずれ尽きるであろう食料、電源。閉じ込められる恐怖は半端じゃありません。例えるなら、地底の『ポセンドン・アドベンチャー』。パニック作品として十分イケる設定。それだけに、後半ありきたりなホラーに移行してしまったのは惜しいと思いました。極限下のドラマだけで十分に魅せられる題材。それにしても地底人は、存在を疑いたくなるほど設定が穴だらけです(穴だけにネ!)。もっとも洞窟での惨事は、全て主人公の妄想と考えることも出来なくはない。精神に異常をきたした彼女がみんなを殺した。それなら冒頭の自動車事故にも意味が出てきます。ただし、仮にそうだとしても評価は変わりません。いずれにしても、誰かが地上までたどり着いてくれないと締まりが悪いです。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-29 00:08:49)(良:1票)
3.《ネタバレ》 他の人も書いておられるように、地底人は要らなかったですね。せっかく狭路でつっかえてしまう場面やロープ引っ掛けて穴の上を越える場面などでスリルを楽しませてくれていたのに、奴らが出てきてからは単なるバトル物。しかも相手は多少素早いだけで弱いときている。戦闘など経験皆無と思われる女の一撃をくらって軽くふっとびます。急に白けてしまいました。できたら最後まで脱出物で押し通して欲しかったものです。
KYPAさん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-22 22:42:54)
2.《ネタバレ》 暗闇の中何時襲われるかもしれないという恐怖感は結構伝わってきました。敵もそんな強くなく格闘経験の無い女の人達が地底人をバシバシ倒していくのも新しい感じがしました。最後無事脱出したと思ったら……、もう絶望ですね。
セガールさん [DVD(邦画)] 5点(2007-04-10 17:11:45)
1.《ネタバレ》 単純に暗いから怖いけど、電灯の光で画面がチカチカしてよく分からない。とりあえず地底人の「弱いけど数が多い」まさにゾンビですね。地底人ボコボコシーンは結構爽快でしたけど。何か途中から方向性が違ってきた気がしました。子供を失った設定って意味ありました?主人公も最後はもう単なる鬼で慈悲のカケラもないときましたし。何とも微妙な映画でした。
亜空間さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-29 21:43:06)(良:1票)
別のページへ(5点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 66人
平均点数 5.68点
000.00%
111.52%
200.00%
346.06%
41421.21%
51015.15%
61522.73%
71421.21%
857.58%
923.03%
1011.52%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.28点 Review7人
2 ストーリー評価 5.00点 Review8人
3 鑑賞後の後味 3.85点 Review7人
4 音楽評価 5.33点 Review6人
5 感泣評価 3.60点 Review5人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS