1.結局最後まで意味不明のまま終わってしまった。
何を見せたかったのかすらよくわからなかった。
おばあちゃんと少女だけの、ゆるーい生活を描きたかったのだろうか?
ストーリーの大半が暗い家の中で展開するので単調さは否めない。
おばあちゃん姉妹はとくに悩みがあるようでもなく、
毎日ごみを探し歩いては家に持ち帰りのんびり過ごす、優雅な生活。
それは年金生活だからでいいけども、おばあちゃん姉妹の若い頃のシーン、
その頃はどうやって生計を立てていたのか?
老姉妹の前に突然現れる少女は、どこから来たのかも不明で、
どうやって生活しているのかもわからず、まるで妖怪のようだ。
長い髪、裸の上に毛糸の服を纏う姿も愛らしい妖怪少女の、
「あーーー、あみなおしじゃーーーー」の声が耳に残る。