5.《ネタバレ》 主人公ら高校生たちが「退屈だ」「スリルが欲しい」と嘆くのは、実生活にリアリティが無いからです。生きている実感が無い。それはすなわち彼らが“責任と恐怖”を知らない事を意味します。大人はいつも感じている。生きる糧を得ることの厳しさを。属するコミュニティに対する役割を。行為の結果を想像しながら動くのが大人。其処にはいつも責任と恐怖が付きまといます。ですから、遊び半分で危険な地区に足を踏み込んだりしない。覚悟もなしに銃を持ち出したりしない。図体は一人前でも、彼らはまだ子供だということが分ります。黒人文化の“まねっこ”が好きなのも、幼いパーソナリティの表れ。ケツも自分でふけません。もっとも、かく言う自分も彼らを笑う資格はありません。自分だって、あれくらいの頃はガキでした。不平不満や文句だけは一人前。何の権利であんな大口を叩けたのか今となっては謎ですが、実際自分は愚かでした。今も理想とする大人像には程遠い体たらくぶり(苦笑)。ただ希望があるとすれば、人は反省できる生き物だということ。無様な自分を肥やしにできます。幸いなことに主人公は、自分のバカさ加減に気付けたようです。痛みと引換えに少し大人に近づけた。ただ、これも生きていればこそ。クラスメイトの兄ちゃんたちは、もう反省する事さえ適いません。“自分と他人の命を大切にする”。最も大切なルールを教えてこなかった親は罪深いと感じました。最後にまとめの一句。「ハサウェイの パイオツ肴に ふける夜」ほら、こういうところがダメでしょ自分。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 5点(2018-11-30 23:30:37) (良:1票) |
4.結局何が言いたいのかよくわからない感じ。登場人物の誰ひとりにも感情移入できず。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-11-06 23:05:37) |
3.アンすごい。まさかこんな役だとは思わなかったからびっくりした。 お嬢さまのが似合ってるなと思ったけど、確かにすごい体当たり演技だった。 内容はあまりないなと感じた。 アメリカの不良すごいなとも思った。 【らんまる】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-06-24 23:30:22) |
2.日本ではなかなか考えられない世界ではあるけれど、アメリカの青春はこんなものなのかな。まさに若気の至りをを描いた作品と言えよう。不良的なものへの憧れを持ったことのある人は日本人でも少なくはないはずだ。彼女たちがそう言った自分たちとは違う世界に憧れて踏み込んでいったのには不思議な感じがしない。普段の生活に嫌気がさしていたようだし、それに若いが故の好奇心や、後先考えないと言うところもあるだろうし。彼女たちは痛い思いをして、きっと後悔しているし、このことによって自らの未熟さを知って、ひとつ大人へとなっていくだろう。それにしても、ギャングたちにとっては、中途半端な気持ちで自分たちの世界に入ってこようとした彼女たちがかなり迷惑な存在だったろうなと思った。主人公を演じたアン・ハサウェイはとても魅力的で良かったので、それだけでも見た価値があったように思う。 【スワローマン】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-20 22:43:25) |
1.《ネタバレ》 見た動機は言わずとも分かるでしょうが、アン・ハサウェイはやりきりましたね。まぁ~金持ちの娘の刺激を求めたアバンチュールな遊びなので、私には彼女達に感情移入出来なかった。ビジュー・フィリップスも脱いでましたね、レイプシーンで両穴突かれているシーンはインパクトがあって離れないです。明るい大題ではないけど、アン・ハサウェイのファンならオススメです。良い意味でも悪い意味でもイメージが変わると思います。 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-11-16 15:56:16) |