1.《ネタバレ》 純粋なスラッシャー映画を期待してみたしまったので正直退屈でした。
貧乏画家が自分の抱えている鬱屈とした不安や隣人の出来損ないのピストルズみたいなバンドの騒音にに耐えながら徐々に狂っていく話、主人公の不安定さを表すために他の登場人物のどうでもいいような状況を執拗に描いたりするので、単純に「もっとサクッと進まんかい!」と思ってしまいました。
ドリルでの殺害シーンは、まだ本格的にスプラッターが台頭してくる前とはいえ結構な血糊、ところどころ、というか終盤の画商の殺害シーンからの一連の流れはようやく「ホラー映画」してきたのでよかったです。
もう一度見たら面白く感じるかもしれません。