3.《ネタバレ》 また楽しめました。
これは初期のジブリ作品の影響を非常に強く感じます。
今もなお数多くのフォロワーを生んでしまう過去のジブリ映画の偉大さをこの作品でもまた思い知らされました(コンプレックス丸出し)。
目指すところはカリオストロの城でしょうか。
ハイジも出てきますしシータも出てきます。
トトロの抜け穴も出てくれば、魔女の宅急便の飛行船や自転車飛行機も出てきます。
たぶん、腐敗した巨神兵も出てきたと思います。
またバイオハザードも出てきますが、残念ながらブロリーまでは出てきませんでした。
マキとルパンが自転車でビルの階段を下る場面では性的なものすら感じてしまいました。
この場面を夢に見たら、たとえ30歳でも僕は夢精してしまうでしょう(30歳ではありませんが)。
そしてファンタジーというか霊的すぎて、これをシリーズファンはどう思うのでしょう。僕は最近のいくつかとカリオストロしか記憶にありませんので。
(たとえばナウシカのような)霊的な物語を描くのに(これは自己判断ですが)霊的な温かみも永遠を感じさせる深みも僕は感じなかったのですが、そんなものを最近のアニメ作品に求めるのが無理でした。自分の悪い癖です。この作品では
「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。」
という名言のアンサー的な部分にまで迫っているような気もします。
ミサは「ロミオの青い空」のアンジェレッタを思い出します。カルト過ぎてすみません。
そしてこれもまた自己判断なのですが、マキというサブヒロインの存在に
二次炉利人口の増加率まで伺えてしまうのという、これは僕の思い込みでしょうか。そうでしょうね。むしろそうであってほしいです。
それと比較するとミサはサディスティックで病的な願望の矛先となり、ネクロ愛的なエロスのイメージまで感じてしまうのはたぶん僕の気のせいだろう。
毎度こんなレビューですみません。