2.《ネタバレ》 若者の動画配信者のやりすぎ行為に辟易してるのは日本だけじゃないんだな、という事がよくわかる映画。
「何かありそうにずーっと煽っておいて、実際は何もない」映画で、実は真逆のとても暖かい面のある映画なわけですが…日本では劇場公開されず海外での評価も微妙。
その理由を考えるに、この映画をわざわざ選んで観ようとした人の多くはその方向性を望んでないからだと思うんですよ。
「あ、そういう事なのね」と思っても肩透かし感がハンパない上に動画配信馬鹿への不満は残るのでスッキリもしない。
カタルシスがないんです、この映画。
せめて最後にあいつがひどい死に方でもしてくれればいいんですけどね…
怖くもなければスッキリもしない。ただただ溜まるフラストレーション。…どうしてくれるこの気持ち?
いやほんとに、ラストでフラッシュあびてなんか喜んでるアホがドカンと死んだりしてくれればもっとスッキリするんでしょうけど…このラストじゃね。可哀そうな老人がただ死に損なだけじゃないですか…いい点つけられないっすよ。