2.《ネタバレ》 山田孝之が好きなんで、どんなシングルファーザー振りなのか気になって鑑賞。
2歳になるかどうかって娘をベビーカーに乗せて初めて保育園に行くところはたまらないんですよね、胸が痛むというか。
そこまではよかったし、期待したんです。
でもその後、父も娘も優等生で物わかり良過ぎでリアリティを感じませんでした。
スムーズにいきすぎです。淡々とシンプルに描きすぎじゃないですかね、かなり物足りないです。
山田孝之のキャラも物足りなかったです、アタフタ走り回るとこがあってもいいんじゃないかと。
単純に「嘘はいけません」と言い放つ担任の先生の存在はなんだ?この小学生並みというかガチガチの頭というか、思考も感受性もおかしいんじゃないかとさえ思う教師はいったいなんのためにいるのか、実際こんな教師がいるんですかね。学校の先生をこのようなキャラにするってどういうことなのか、結果もなく疑問を感じました。
死別と離別で事情は大きく違いますが、いきなり家事、育児、仕事に奮闘するお父さん、そして父と子どもとの絆を描いた映画といったら
やっぱり「クレイマー、クレイマー」だよね、などと思ってしまいました。