1.《ネタバレ》 【ネタバレ厳重注意】
フィンランドの映画ということで期待値大で視聴。
中盤までは、夢のあるストーリー展開で、恐らく古美術商であれば一度は夢見たことのある内容だと思います。
ワクワクしながら、主人公の老人とともに夢を買うことができます。
その先は、一種サスペンスのような緊張感を伴いながら、物語は淡々と進行するのですが、この落差が半端なくて、こちらまで胸が苦しくなってしまいます。
まさに自然主義文学の王道を行くような映画でした。
文学的価値を見いだせるかどうかが、この映画の評価の鍵かも。