ヴィレッジ(2023)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ヴィレッジ(2023)

[ヴィレッジ]
2023年上映時間:120分
平均点:6.00 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-04-21)
ドラマサスペンス
新規登録(2023-05-07)【あきぴー@武蔵国】さん
タイトル情報更新(2023-10-27)【イニシャルK】さん
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監督藤井道人
キャスト横浜流星(男優)片山優
黒木華(女優)中井美咲
戸田昌宏(男優)
矢島健一(男優)
杉本哲太(男優)丸岡勝
西田尚美(女優)片山君枝
木野花(女優)大橋ふみ
中村獅童(男優)大橋光吉
古田新太(男優)大橋修作
脚本藤井道人
音楽岩代太郎
製作河村光庸
KADOKAWA(製作幹事)
スターサンズ(製作プロダクション)
企画河村光庸
プロデューサー河村光庸(エグゼクティブプロデューサー)
配給KADOKAWA
スターサンズ
美術部谷京子
あらすじ
村を挙げての薪能が古来から行われている霞門村。その寒村には近年巨大なゴミの最終処分場が建設され、今や伝承者の途絶えた薪能よりも村を象徴する存在となっていた。そんな村に幼少期から母親と二人で暮らす片山優は、そのゴミ処理施設で働き、酒とギャンブルに溺れる母親の借金の肩代わりに追われる日々を送っていた。実は、母子には暗く重い過去があり、それがために行き場のない絶望的な人生を歩んでいるのだった。そんなある日、優の幼馴染である美咲が東京から帰村しゴミ処理施設に関わる仕事に就く。そして、彼女の行動が優の周囲に思いもしなかった変化をもたらすのだった。
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3.《ネタバレ》 ひとことで言えば、恐れることなく社会の闇に光を当てた脚本、出演者の迫真の演技、優れたカメラワーク等々、ハイレベルな社会派サスペンスだと思います。120分、緊張感をもって鑑賞することが出来ました。

ただ、どうなんでしょう「ヴィレッジ」というタイトルは。先行する同タイトルの作品の記憶と、本作の予告編の構成、それらが相まって「これはホラー?」という先入観が生まれてしまうような?実際殆ど予備知識なしで観始めたので、途中までホラーテイストを期待してしまいました。

寒村の閉そく感、幽玄な薪能、能面を被り練り歩く人々、処分場の色彩の抜けたような光景等々、ホラー作品に繋がるようなファクターは多々ありながらもホラーには向かわないという展開に、勝手に肩透かし感を受けてしまった感じです。何だか種蒔きはしたものの伏線回収はしないままみたいな。

村長の息子の事件については、ある意味現実的と言うか脇の甘さが際立ってますね。処分場に遺棄という短絡的な行動、散々写メ撮りまくられてたケータイの放置など、行き当たりばったりの犯行故の致し方なしさではあるのでしょうけれど、尺の関係もあって一気に事件が収束する仕掛けのようにも思えてしまいました。

エンドロール後に描かれる弟の離村カット。この村に居ても未来はない。唯一の希望であった優は堕ちてしまった。優が断念し姉が失敗した離村という選択肢。最早ほかの選択肢はないのだという決心。解るのですが必要だったのでしょうか?

一方、犯罪者の親族に対するいわれなき誹謗中傷、職業差別とも解されかねない廃棄物処理業者の描き方、社会派作品としての鋭い視線を大いに感じました。

そして、優の心理に呼応するような能面の微妙な表情の変化や、全てを知っていて沈黙を守り自らの運命を受け入れる老婆の存在など、作品の魅力をしっかりと支えるなくてはならない映像表現も多々ありました。

改めてひとことで言うならば、チグハグさがあるがための残念な作品という印象でした。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(邦画)] 5点(2023-07-05 10:41:19)
2.《ネタバレ》 なんの映画か全く知らずに鑑賞しました。村でのごみ処理問題と、そこで働く不遇の主人公が、幼馴染のヒロインに救われ、その後、追いつめれて、犯罪者になっちゃうってゆー、観てて、しんどい映画でした。ラスト、主人公が能面と同じ顔になるんかな?って途中思って観ていたら、やっぱそーなりました。
なにわ君さん [インターネット(邦画)] 5点(2023-06-22 21:10:06)
1.《ネタバレ》 他の方も書かれてますが「思ってたのと違った」が第一声です。
予告編からカルト宗教絡みの田舎の超自然的(ひょっとするとUMA絡みの)作品かと思ってたら純然たる社会派サスペンスでした。
冒頭、主人公がゴミ捨て場の穴から変な音が聞こえると首を傾けるシーンで「おお、ここから何か出てくるのだな」と思ったがそれはなし。(これは単に俺がアホだからか?)
村人全員が能面をつけて松明を掲げて行進している予告編でも見たシーンは結局これも特に意味なし。「小さい頃この光景が怖かった」ってそりゃ誰だって怖いよ。
黒木華があげた能面も特に意味は見出せなかった。まぁ耐えに耐えて最後に相手をぶっ殺す高倉健的な物ですね。でもおばあちゃんまで焼き殺す事はないでしょ?
何というか思わせぶりなシーンが多いけどそれを回収することもなく想定内の展開が続いて「聖地X」の時に感じた「予告編詐欺かよ」臭が強かった。
結局のところ田舎のゴミ処理場の利権と反社がらみの陰謀をめぐる普通のサスペンスでした。
ぴのづかさん [映画館(邦画)] 5点(2023-06-19 10:29:21)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4112.50%
5337.50%
600.00%
7337.50%
8112.50%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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