7.もともと歯列矯正をセクシーと思ったり、ロリータでかわいいなって思ってしまうタイプなのでこの映画でそれが取り上げられたのを嬉しく思った。しかしいかんせん、美しい映像に山口智子は似合わない。いい女優さんだけど、こういうタイプじゃないと思っちゃうの。 |
6.息苦しく重苦しく濃密で病理的な、歪曲した官能。そういう雰囲気はとてもよく出ている。とりあえず山口智子は女優として色々な引き出しがあるのだな、と感心した。連ドラでは見ることの出来ないダウナーな山口智子を見てみたい方に。 【ひのと】さん 5点(2004-06-02 22:00:54) |
5.こういった尺の短い作品の場合は、何かを切り捨てないと成立し得ないのは確かで、この作品の場合はストーリー性を犠牲にして、映像に拘ったと言える。話は単純で、精神バランスを崩して縛って欲しいと願望する妻とそれに従う夫、そして、症状がエスカレートして狂気の世界へと発展していく、というだけ。しかしながら、映像が凄い。恐らく見る者によって感じ方は全く違ってくるのだろう。美しさやエロティシズムを感じる人もいるだろうし、恐怖を感じる人もいるだろう。物悲しさもあり、ある意味では滑稽でもある。狂気の世界を垣間見ることによって、自身の内面世界を再認識させられるようでもあり、不愉快にも感じるかも知れない。間違っても安易に薦められる作品ではないが、存在価値を否定するものでもない。評価としては、無限大の可能性を秘めるとしながらも、この点数が妥当なところだと思う。 【もとや】さん 5点(2004-03-15 12:43:47) |
4.《ネタバレ》 歯列矯正したままキスするのはいかがなものかと思いましたが、あの二人だと絵になる。綺麗だなあ、という、二人の印象だけが残った。あと、二人、っていうのは息苦しくもあるなあと。 【きなこ餅】さん 5点(2004-01-03 00:11:33) |
3.「しばってよ」は衝撃的だった。でも美しいとは思わないな。 【らいぜん】さん 5点(2003-12-04 22:17:06) |
2.束縛感や強迫観念と言う、揺らぐ心理描写を敢えてそのまま形にして見せてしまうのは監督らしいなァ…と思いましたが、個人的にちょっと好きにはなれない作品。ストーリーが無いに等しいので、独特な映像美と俳優の演技で楽しむ映画カナ…と思う。どうでも良いが、グルグルと縛ったカメを見てコレぞまさに亀甲縛りだ…と思ってしまいました(イヤ失礼)。ちなみに、岩井監督がTVの仕事をされていた時に、某TV局のアイ・キャッチを製作した宣伝CFでも、ヒモでグルグルに縛ったピアノを落とす…と言う斬新な演出をしていたのを、この作品を観て思い出しました。 【_】さん 5点(2003-11-14 19:05:38) |
1.山口智子が美しいです。あと、この映画を観て初めて『歯列矯正』がセクシーだと思った。 【みさえ】さん 5点(2003-09-24 11:47:44) |