1.まさに巻き込まれ型サスペンスの典型で、とにかく強引に巻き込んで巻き込こまれる。
ある夜の街に紛れ込んだ一人の男が、トラブル続きで、何故か家に帰れない。
そのトラブルとやらが、とにかく行き当たりばったりで、リズム良く楽しめるのだが、後半になるにつれ、ひたすら都合よくタイミングよく発生するトラブルイベントに少々ウンザリ。
普通に歩いて帰ればいいものを、わざわざ他人の家に上がりこんだり、怪しいバーに入ったりと、、まさに「家に帰らせない為のイベントを強引に詰め込んだ」感がアリアリだ。
その都合よすぎる展開は、しょせんアメリカ映画だ。
この手の、巻き込まれ型サスペンス映画の限界をみた気さえする。