2.墓場でバーバラを襲ったゾンビはレイプ魔だった、神に選ばれた奴は噛まれても死なない、こんな「1へぇ」にも満たない後付設定を今更出されても「だから何?」としか言えません。しかし、今まで散々貶されてきた作品なので敢えて良かった追加撮影部分を挙げてみる。それは劇中唐突に挿入されるゾンビの大行進シーン。「ゾンビ」のゴブリンサウンドを彷彿とさせるBGM(言い過ぎ)に乗せ、ワラワラと画面を横切るゾンビ達はジョン・A・ルッソーのゾンビ愛を感じさせてくれた唯一のシーンであった。まぁ、ルッソーはこの後調子に乗って「チルドレン・オブ・ザ・デッド」みたいな映画も作っちゃうわけですが・・・。