1.《ネタバレ》 農民たちが頑張って、クリケットの試合でイギリス人チームを破りました。という一言で終わる話。それを堂々の4時間弱。いや、それにしても長いです。長いインド映画はたくさんありますが、この作品は、対象がクリケットの一試合に最初から絞られてしまっているので、話の膨らませようがありません。自然に長くなっているのではなく、無理矢理引っ張っている印象を受けました。●良かったのは、敵ボスの妹がこっそり助けにやってきたら、途端にヒロインのヤキモチが発生して三角関係になっていること(後半はそのネタはあまりなかったけど)。試合の前に10人が勢揃いして勇壮な闘いダンスの1曲があるんだけど、おいおいこの時点で、このうちの一人はスパイだろ!という都合の良さ。そして、今まで何を読んでも理解できなかったクリケットのルールが、何となく分かったこと。