6.「集団抗争時代劇」か・・・。『十三人の刺客』と監督は同じ、物語の構造も似ているはずなんですが、こちらは一層とっちらかった印象でした。画面内で数十人がそれぞれ斬り合いするのは迫力ありますけど、やはり私はメインキャラクターたちがキチンと目立っている方が好みです。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-01-23 22:06:46) |
5.《ネタバレ》 「十三人の刺客」のコンビである工藤栄一監督と脚本の池上金男が再びコンビを組んで製作された東映集団抗争時代劇。面白くないことはないのだが、なにか全体的に分かりにくい感じで前半からごちゃごちゃしててなんかイマイチだった。主演の里見浩太郎は「十三人の刺客」にも出ていて、そのときはなにも思わなかったのだが、このようなリアリズムを意識した時代劇で主役を演じているとなにか違う気がする。それにヒロインと思しき宮様の存在も重要な役どころなのかもしれないが、やたらと男に襲われ(こういうシーンを入れてくるあたりはいかにも東映らしい。)最後はほとんど筋と無関係なように絞殺されるという見ていていてもいなくてもいいような存在に映ってしまい、存在がかなり浮いてしまっているように思う。ただ、「大殺陣」というタイトルどおりクライマックスの乱闘シーンの迫力はじゅうぶん。(でも、「十三人の刺客」には劣るか。)三池崇史監督のリメイク版「十三人の刺客」に出演していた平幹二朗が工藤監督の集団抗争時代劇である本作に出演しているのはなにか興味深かった。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-01-23 19:15:53) |
4.ダラダラと暗いドラマがひたすら続いて退屈だが、クライマックスは『大殺陣』のタイトルにふさわしい迫力。 でも工藤栄一は『必殺』シリーズが最も面白い。 【ガブ:ポッシブル】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-10-14 15:30:09) |
3.2012.04/04 鑑賞。ちょっと期待はずれ。全体像が解かり難いし、誰に焦点を合わせば?また攻める側の人員少なすぎる。大立ち回りは迫力あるも、何故いつも時代劇は刀を振り回すのだろう、時間稼ぎなのか?突けば済むのに・・。また肝心の大目付が死んだのだろうがはっきり分からないが? 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-04-04 17:11:26) |
2.前半ずっとこちゃごちゃやっててかなり退屈。里見浩太郎が主役って時点で地味で、大木実や大友柳太朗に比べて存在感が薄い。見せ場の大殺陣では「仁義なき戦い」のようなグラグラした撮影で、白塗り二枚目の里見がこんな役をってぐらい血みどろのリアリティのある抗争を繰り広げる。後半だけなら文句なくおもしろい。 【バカ王子】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-31 23:31:37) |
1.幕府組織対テロ集団、テロ集団も必ずしも固い絆で結ばれている訳でもないが、そこがよりリアルさを感じさせる。クライマックスまでにかなりダレかけてくるが、いざクライマックスになると時代劇らしくない迫力あるカメラワークで圧倒。きれいな殺陣でなくリアルな殺陣シーンはなかなかです。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-11-08 15:37:56) |