5.ヴァン・ヘルシング若っ!!若すぎて原作でいう名誉教授に見えねぇ(笑)ピーター・カッシングの知的な顔がハマり役なんですが前半はドラキュラの顔見せ、後半は二人の対決とruntimeも短いのでスピーディな展開がよかったです。ドラキュラの超人ではない人間らしさもちらほら。オチのアッサリさが何とも言えないですがロジャー・コーマンの「アッシャー家の惨劇」みたいなゴシックな怖さがもう少しあればよかったんだけどなぁ。久々にハマーの映画を見たんですがこんなにもBGMを多用してましたっけ?ドラキュラの怖さを盛り上げすぎなような感じがしてしゃあないんですが・・。 |
4.《ネタバレ》 すでに半世紀以上前の映画で、子供の頃に観て震えていたドラキュラ映画がたぶんこれだと思う。とても残念な話だけど、今となっては全く恐くなかった。このドラキュラさんは血を吸って長生きすること以外に特別な能力が無く、太陽やニンニクや十字架にはしっかり弱い。冷静に考えると、とても脆弱で可哀想な生き物と思える。だから、血を吸うために色々と知恵を絞らねばならず、それをヴァン・ヘルシングが悪の権化のように言ってたけど、生血以外に栄養を摂取できないんだから仕方がないよね。未亡人を狙ったのも、野太い首筋よりは華奢で美しい方に噛み付きたかったからじゃないかな…。それはとても人間味(?)溢れる選択で親近感が湧く。まぁ、恐怖の吸血鬼というより、気取ったコソ泥って感じでした。この映画の弱っちいドラキュラさんの反省として、多くのドラキュラ像が作られたのではないだろうか。だとしたら発展型は2方向で、弱点を補うために特殊な能力が付加されるタイプと、キャラクターに厚みを持たせるタイプ。後のドラキュラ映画がその通りの拡がりを見せているという意味で、今作は意義のある出発点と位置づけてよろしいかと…。それにしてもヴァン・ヘルシングって人は手際が悪い。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-09-18 00:34:39) |
3.《ネタバレ》 ドラキュラ映画初カラー作品にして超ヒット作。でもこれってこの作品より20年以上前に作られた『魔人ドラキュラ』のパロディでしょ。ま、それはそれでよくってなかなか上質なパロディだと思った。まず冒頭、女吸血鬼とドラキュラがまるで獲物を取り合う狼のように牙をむき出しにして怖い形相で対峙するシーンは、いきなりの見せ場に嬉しくなりました。その怖い形相ってのがなぜだか笑えて、そうゆう意味でも楽しいシーンで無性にワクワクさせてくれるシーンでもあります。その後も、とにかく展開が早く無駄がない。そもそも始まりからヘルシングの刺客の隠密行動だったわけですから、最初から最後までドラキュラVSヘルシングが描かれているわけです。お互いが先を読み、裏をかく、そんな戦いが今見てもけっこうスリリング。もうちょっとドラキュラが怖かったら、というか怖い演出があったら言うことなかったのですが。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-01-25 16:58:46) |
2.いくら初代吸血鬼でなくっとも、私にとってのドラキュラ伯爵っていうのは間違いなくこのクリストファー。けども、そんな彼を生年月日から辿るとこの時彼は35歳だったって事になるのだけれど、え~~~~~?!どんな35歳だったんだよ 彼ってば…。びっくりですよな。すげーがや。 内容的には後のシリーズのほうが好きでした。ここは基本基本。ちょっとマニュアル通りって感じでしたな。今見ても内容的な面白さがあんましない。ドラキュラの怖さだってあんまし現れてはいないし、軽かったね今ひとつ。。 【3737】さん 5点(2004-03-21 18:07:14) |
1.凄い凄いと聞いていましたが、正直そんなに。 クリストファーリーのドラキュラもイマイチです。 格好良かったの割と序盤の牙向いたシーン~首締めるシーンくらいかなぁ?あそこはライオンでも逃げそうな顔の演技が凄いとは思いますが。後はあまりの普通のオッサンぶりにまいりました。 【マンダム】さん 5点(2004-02-16 22:22:21) |