11.視覚的な面白さに満ち溢れているものの、物語が理解できなかった。いつものクローネンバーグって感じ。バロウズの生涯や友人たちのことを知らないと理解できないシークエンスに振り回されながら頭おかしくなりそうなグロテスク表現を見るってどうよ。頭クラクラする。でも嫌いじゃない。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-12-11 02:26:14) |
10.殺虫剤ドラッグってイメージは面白いのよ。ジュディ・デイヴィスがハーッと息を吹きかけるとゴキブリがポロッと死んで落ちてくなんてユーモアもいいし。タイプライターとゴキブリの合体、きっと文章なら面白かったんだろうと思うんだけど、映像という具体物でいくとシラケちゃうんだなあ。イメージの広がりが止められちゃうというか。昔読んだアイルランドの小説『ドーキー古文書』ってのに、自転車人間てのが出てきて面白かった、あれなんかも実際目で見ちゃうとさほどのことなかったのかも知れない。ユーモアが乾燥しちゃう感じ。難しいんだよね、イメージが具体化されるのが映画の一番の強みのはずなのに、それが弱点にもなっちゃう。本来小説は、映像化され得るものを超えたイメージを文章で組み立てようと試みているんだろうな。で、本作のモチーフ、書くということへの嫌悪感。書くから孤独になるのか、孤独になるから書くのか、っていうようなこと。でもそういう方面に頭を働かすまでに映画に世界の広がりが感じられなかった。映っているとこの外側も、そういう世界が広がってるんだろうな、という確からしさがなかった。主人公の妄想の世界だからそれでいいんだ、っていうのかも知れないけど、妄想ってものこそ際限なく広がっていっちゃうもんなんじゃないのか。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-04-01 10:06:22) |
9.世界観は相変わらず素晴らしいんだけど、脚本がいまいち面白くないんだな。 【HAMEO】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2010-02-09 19:15:42) |
8.《ネタバレ》 以前にも二度ほどチャレンジした映画なのだが、最近クローネンバーグの作品をおさらいしていたこともあり、久々に鑑賞。やっぱり理解不能だわ。もっとも、麻薬中毒者の脳内世界をありのまま映像化しただけなのだから、凡人には理解できるわけもなく…。ゴキブリ型タイプライター(声が渋い)などはいかにもクローネンバーグらしいグロさで観ていて楽しいのだが、やはりストーリーを理解できないのはちょっとつらい。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-02-08 08:02:34) |
7.原作そのものが難解というか、かなり意味不明らしいです。筆者自身が計算ではなく本当に訳がわからないみたいだし“まさかラリって書いたんじゃ・・・”まあクローネンバーグがこれを映画化したいと思ったのはなんとなくわかります。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-16 00:20:26) |
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6.ピーター・ウェラーの神経質そうな線の細さが暗さに磨きがかかる。元ロボコップとは思えない。ゴッキーのタイプライターね・・なかなか。 【★ピカリン★】さん 5点(2004-06-30 22:52:18) |
5.とりあえず意味わからない。ただ不快に不快になる。まあ嫌いじゃない世界だが。ある意味これでいいんだろうね。 【とま】さん 5点(2003-12-27 19:57:56) |
4.バロウズを撮るならクローネンバーグ・・・だろうなぁ、やっぱり。う~~ん。 |
3.原作よりも行間を読ませるような判然としない映像体験。クローネンバーグは、不快感や嫌悪感をど真ん中に据えて映画を撮れる第一人者。変態、キ○ガイ、ジャンキーをどかっとメインストリームに見せちゃう。だから、ほんのちょっとでも納得できると、こういう妄想、幻覚、持つやつ見るやつ他にもいるんだって小さなうれしさと、大きな嫌悪感が得られちゃう。でもなぜか見ちゃうんだよなー。。拡大解釈すればマイノリティー賛歌。。 【ウメキチ】さん 5点(2003-11-06 11:30:59) |
2.わ、わ、わからない、、、、、なにが現実でなにが現実じゃないのか、、、、いやたぶんほとんど現実じゃないのかも、、、少なくとも虫がしゃべってるのは現実じゃないよな、、、(笑) 【あろえりーな】さん 5点(2002-08-27 01:42:54) |
1.原作を先に読んじゃったんで,どうもイマイチよくまとまっていない気がしたんだけど。もちろん原作も2回くらいは読まないとよくわかんないんだけど。まぁ,よーするにドラッグ中毒者の見ている世界はお花畑じゃないってことかな。 【pacini】さん 5点(2001-07-09 14:29:27) |