6.《ネタバレ》 二重スパイのCIAオペレーターが犯人となると面白くなりそうなのだが、それほどでもなかった。
犯人のアリバイ工作も稚拙で、口述テープに時計の針を操作したチャイムを入れるというもの。
時計の時報なんていくらでも操作できるものがアリバイ証明になるとは思えないし、案の定、ブラインドを閉める音や知るはずのない中国五輪不参加への言及から墓穴を掘ってしまった。
犯人が有能なCIAオペレーターという設定にしてはお粗末。
ラストの笑い話とやらもさっぱり。
CIAに尾行され盗聴されるコロンボは面白かったが。