1.《ネタバレ》 日本では公開されるのが5年以上遅れ80年代の半ばにやっと公開されました。社会派映画にすることも、ブラックコメディにすることも出来そうな面白いストーリーですが、アルトマンはオカルトチックなBGMを全編に流してホラーのような味付けをしています。シシー・スペイセクは「キャリー」のイメージを彷彿とさせ、シェリー・デュヴァルも独得のカルトな雰囲気を醸しだしています。この2人の演技が見事です。色々な映画を見ましたが、この映画ほど内容を説明するのが困難な映画は無いと思います。アルトマンの映画は大好きですが、この映画に関しては戸惑ってしまいました。彼の映画の中でも特に重たく不思議な映画です。