7.日本人を使う必要がわからない。 エピソードの薄さについては他の方も書いているとおり・・。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-08 21:57:36) |
6.《ネタバレ》 結論から言えば上辺だけ着飾っても尻すぼみのストーリーは隠せないよ、という作品でした。他の方も書いてますがロケ地や全編韓国語や音楽の挿し方、フィルタをかけた映像など奇をてらった演出のお陰で最初は新鮮さで見ることができます。しかし中盤以降次第に展開がかったるくなり、各個の話は薄いし、展開読めまくりーの、最後は浅い伏線を拾いまくってやはりくっさーーいセリフで終了。どうしてこうなった?冒頭の期待感は一転してこの作品をコキ下ろす熱意に変わった訳です。終わりが悪ければ全て台無しになるんですねm(_ _)m この原因を私見で分析しますと、まずこの映画は大きく分けて4つのストーリー(1クサナギ、2ドクター夫婦、3花屋と殺し屋、4ガイ親子)で構成されてますが、盛り沢山のように見えて全部が全部中途半端、で浅い。更に言えば4つのストーリーの絡み合いやまとめ方がイマイチ。難しいテーマを扱っといて投げやりな最後に見えました。某登場人物が連れ去られて「ほら、泣けよ」みたいな。結局みんなホテルに帰ってきただけじゃん、という。やはり4つのストーリーを最低3つに絞ってより深く映し出し更にあのコテコテのラストを他の何かに書き換えた方がいいと思いますけどね。裏を返せば各個の演技が良かっただけに勿体無い作品でした。 【liptonton】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-10-15 04:09:20) |
5.《ネタバレ》 青のセピアのおささえた映像、おさえたテンションで心に影を持った人達が集まるホテルビーナスでの生活を描いた映画。おさえた映画の割には長いので多少のダルさは感じます。ストーリーもいかにも日本人が好きそうな感じで、音楽の使い方も多少あざとい。でも決して悪くはないし、しっかりとした映画だと思います。無意味に香取慎吾とか出すなよなー。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-09-18 14:27:13) |
4.別に悪い映画だとは思わないけど、なんとなくあまり楽しめなかった。韓国語でやるところは面白いと思うし、音楽もかなりピッタリきてた。でも話が薄いのと、後半出てきた余計な芸能人の方たちのせいで思いっきり冷めた。半年ほど前に見たのにすでにあまり思い出せないということは、僕にとってはその程度の映画だったということでしょうか。 【AXL侍】さん 5点(2004-09-20 20:04:28) |
3.思ったより複雑で深い人間模様が描かれていました。個人的にはあまり泣ける映画ではないと思いました。草なぎ君は主人公というよりこの映画のナビゲーターみたいな感じで、表立った感じはしなかったけど、もっと彼自身の過去のエピソードを出して欲しかったとも思いました。頻繁に出てくるタップダンスのリズムはテンポを出す、という以上に、草なぎ君の捨て切れない夢を表現していただけに、深く踏み込んでもいいと思いました。最後はなんか強制捜査みたいなんが入ってバラバラになってしまうので、なんかそれぞれ生きる道を見つけてホテルビーナスを巣立つ設定にしては、あまりにもお粗末というか、うやむやにしすぎなのかも、と思ってしまいました。ホテルの住人たちの演技は個性的で、見所がありました。甲乙つけがたいですが、中谷美紀さんは素晴らしかったです。 |
2.《ネタバレ》 互いの触れられたくない過去については、敢えて触れずにただ同じの屋根の下に暮らしているという最果ての地(町中の風景から極東ロシア的な感じ)の路地裏物語という感じで、必死に生きていくことにある種疲れてしまった人々の描写が淡々としていて、逆に心に突き刺さった。ところで、終幕間際になって初めてフルカラーになったのは、やはり「ビーナス」の住人たちがそれぞれに目的を見出し、生きる意味を取り戻したことを象徴させたかったんだと思います。なぜだか、見終わった後に心が落ち着いていました。 【もっちー】さん 5点(2004-03-27 01:40:46) |
1.無国籍、無機質な雰囲気に出演者の皆さんの個性がうまくはまってたと思います。主演のチョナン・カンよりも、モノクロの画面で更に美貌が際立った中谷美紀、香川照之のほうが韓国語でうまく感情こめて芝居してたのには正直驚きました。ただ・・・、残念なのはおそらくテレビ局が製作に絡んでいるせいでしょうが、友情出演らしき若干2名(誰とはあえて書きません)のせいでこの映画に一番大切なはずの「空気感」がブチ壊しになってしまった事。いい加減 気づいて下さいよ。この内容での2時間超えはやっぱ冗長すぎ、その辺を刈り込んで30分短くしたらうまくまとまったと思うんだけどな・・・、惜しい! |