1.《ネタバレ》 本編《打ち上げ花火》の45分に対して本作ドキュメンタリー形式にて90分。
その90分のうち前半約45分間は監督:岩井俊二さん及び企画担当・番組担当及びTVディレクター等による本編誕生の裏話などで綴られたインタビュー形式のものであり、別に画面を見てなくても聞こえてさえばいればよいかなという内容。(ただ、その裏話の中には聞けて嬉しい話も多かった。)
そしてナズナとノリミチの撮影地を巡る思い出懐古・・
だがこれ、企画自体は悪くはないんですが、だったらあの時の仲間をみんな揃えてからやっておくれよと。そう残念な思いながらに観ていました。正直、奥菜恵と山崎裕太の御二人だけでは中途半端で物足りない。それに彼女と彼を追った映像がまるで照明無しのような明るさで(詳しくは解かりませんが) まるで一般素人が撮った8ミリビデオのような映像なので こんなカメラであの思い出の場所巡るのか やめませんかとさえ思えてしまった。
なぜならば、別にあなた方は商売だしお仕事だからよくてもさ こちとらの思い出はどうなんだ? そんなカメラであの場所その場所撮っちまったら うちらの中の綺麗だった映像美の思い出が全て色褪せてしまうじゃないかよと、そんな安っぽい事してくれるなよと。
だとかいちいち思わざるを得ない感じになってしまった。
ですが、後半からの45分間、
そこからは、例のプールのシーンのメイキング映像へと移ってゆきます。
いろんな角度からいろんな表情で撮られた二人の表情、そして実はプールでさよならの後にも実はもうワンテイク撮られていたとか何とかで。
結果、見れて良かった 嬉しかった なかなかよろしかった。
ただ本作、映画ではないので評価などないです この点で。