1.山本富士子主演の映画は基本的にメロドラマである。しかもとても良質なメロドラマである。
私が女優山本富士子に期待する所はそこだし、今まで彼女の主演映画ではずれた事はあまりない。
が、この映画はだめでした。
監督が吉村公三郎で期待が大きかったのですが、全般的に荒っぽい印象を持ちました。
よくある民放のドラマのように街中で偶然出会ったり(東京でそんな事ありえない・・)、
編集も変で急に場面が飛んだりして不自然な感じが否めませんでした。
ここのレビューでも高評価で驚いていますが、すみませんお富士さん贔屓の私でも5点です。