チャイコフスキーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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チャイコフスキー

[チャイコフスキー]
Tchaikovsky
(Chaikovsky)
1970年ソ連上映時間:154分
平均点:6.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1970-12-12)
ドラマ音楽もの伝記もの
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タイトル情報更新(2017-07-20)【S&S】さん
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キャストインノケンティ・スモクトゥノフスキー(男優)ピョートル・チャイコフスキー(ペーチャ)
アントニーナ・シュラーノワ(女優)フォン・メック夫人
ウラジスラフ・ストルジェリチク(男優)ニコライ・ルビンシテイン
エフゲニー・レオーノフ(男優)アリョーシャ(チャイコフスキーの召使い)
キリール・ラヴロフ(男優)ウラジスラフ・パフリスキー
マイヤ・プリセツカヤ(女優)デジレ・アルトー(オペラ歌手)
ローレンス・ハーヴェイ〔男優〕ナレーター
音楽ディミトリ・ティオムキン
作曲ピョートル・チャイコフスキー交響曲第4番 ピアノ協奏曲第1番 「白鳥の湖」など多数
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」より第3楽章
製作ディミトリ・ティオムキン
配給日本ヘラルド
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2.《ネタバレ》 2022年2月にロシア軍がウクライナに侵攻して以降、3月には国内各地の演奏会でチャイコフスキーの「1812年」を中止する動きがあり、また4月にはチャイコフスキーの名を冠した国際コンクールが世界連盟から除名されたとの報道もあった。それぞれに妥当な対応だろうとは思うが、国際的な波乱の中では芸術文化も聖域にならない雰囲気は出ていた。チャイコフスキーはウクライナ・コサックの家系の出だから免罪されるという説もあったようだが、個別の曲はともかく作曲家自体の善悪を国で分けるものではないだろうとも思う。

そういう情勢のもと、いわば野次馬感覚でこの映画を見たが、いい加減な動機で見るには長い映画だった。基本的には伝記映画というのだろうが、その人物にあらかじめ関心のある人々が見るもののようで、基本的な説明が省かれているのはつらい。ちなみにソビエト時代の映画らしく革命運動に触れたところもある。
ドラマ的には主に主人公の半生と人物像、及びパトロンのフォン・メック夫人との関係性を整合的に描写しようとしていたようで、主人公と夫人が心を支え合う関係を表現するとともに、同性愛と言われた件についても微妙な説明をつけていたように見える。ほかの登場人物では召使いが誠実で賢明な好人物だった。
音楽面では実際の曲を使うほか、メロディ部分をアレンジした背景音楽も作っている。冒頭以降、交響曲第4番を主に夫人との関係で使い、また第6番は本人との関係で、精神的危機のときに第1楽章、人生の頂点で第3楽章、その後の終幕で第4楽章を使っていた(2楽章がない)。歌劇については手紙の件以降、歌と映像(白樺など)で「エフゲニー・オネーギン」の創作過程が表現されていたようで(多分)、歌詞がそのまま主人公の心情を語ったように思わせるところもある。終盤では、ホラー映画かと思ったら「スペードの女王」(多分)の一場面だったという趣向もあった。また気にしすぎかも知れないが、背景音の馬蹄の音が4番3楽章のピチカートに聞こえた。

なお主人公を貶めようとした男が偉そうに「時が評価を下すのです」と言う場面があったが、チャイコフスキーの音楽はその後のソビエト体制下でも封殺されることなく、今も世界で愛されているのは間違いない。個人的にはこの作曲家に特に強い思い入れはないが、若い頃は交響曲第5番に励まされることもあったように憶えている。今は「四季」Op.37aが好きだ。
かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 5点(2022-05-14 09:45:57)
1.力が入っていて真面目な作りなのは認めますが、伝記ものにありがちな罠として、主人公の一生を再現して追っていくところで手一杯になっていて、彼の何を表現したかったのかが不明なのです。彼が何を作曲したのか、は分かっても、彼がそのとき何を発想していたのか、は分かりません。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-02-23 23:57:14)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.00点
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6120.00%
7240.00%
800.00%
900.00%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

1971年 44回
作曲賞(ドラマ)ディミトリ・ティオムキン候補(ノミネート)(音楽<編曲・歌曲>賞 として)
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1971年 29回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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