6.《ネタバレ》 今頃これを観るのはサーフィンか、当時のアメリカンカルチャーに興味ある人が多いのではと思う。
個人的にはオールドサーファーというか、本来のサーフィンてどんな文化だったのか見てみたかった。
しかし本作はそんなニーズには微妙だ。
大体がマット達のしょうもない青春ドラマに終始している。
彼らはサーフィンへの愛だの誇りだのを見せない。ただ仲間と楽しく過ごせればそれでいい。
まるで萌え4コマでも読んでる気分だ。
しかしそれが本当なのだろう。青春の光と終わり。そして次の世代へボードを託す。あれが全てなのだろうと思う。
紡がれた日々が即ち文化であり、本来の意義がどうとか所詮、陸からの無責任な物言いに過ぎない。
と適当に纏めたものの、やはりストーリーはお勧めし難い。今更すぎるわ。
まあ監督は青春ドラマすらどうでもよく、サーフシーン凄えと思わせれば満足なんだろうという気もする。
そういう意味では大いに意義を全うした作品と言える。
終盤のアレ、本当にカッコよかった。