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ぼんち

[ボンチ]
1960年上映時間:105分
平均点:6.94 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリーコメディ小説の映画化
新規登録(2006-07-27)【青観】さん
タイトル情報更新(2013-10-02)【イニシャルK】さん
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監督市川崑
助監督池広一夫
キャスト市川雷蔵(男優)喜久治
若尾文子(女優)ぽん太
京マチ子(女優)おふく
越路吹雪(女優)比沙子
中村玉緒(女優)弘子
草笛光子(女優)幾子
倉田マユミ(女優)お時
菅井一郎(男優)土合
浜村純(男優)憲兵
毛利郁子(女優)芸者
嵐三右衛門(男優)和助
潮万太郎(男優)高野市蔵
伊達三郎(男優)秀助
小柳圭子(女優)看護婦
橘公子(女優)君香
小林加奈枝(女優)太郎の里親
志摩靖彦(男優)佐野屋
上田寛(男優)幾郎の里親
市川謹也(男優)太郎の里親
林成年(男優)太郎
船越英二(男優)喜兵衛
北林谷栄(女優)内田まき
中村鴈治郎(二代目)(男優)春団子
山田五十鈴(女優)勢以
毛利菊枝(女優)きの
原作山崎豊子「ぼんち」
脚本市川崑
和田夏十
音楽芥川也寸志
撮影宮川一夫
製作永田雅一
企画辻久一
配給大映
美術西岡善信
編集西田重雄
録音大角正夫
照明岡本健一[照明]
その他IMAGICA(現像)
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1.《ネタバレ》  「しきたり」「世間体」という言葉が出てくる度に、ちょっとした違和感というか、浮世離れした感覚を味わえましたね。
 主な舞台となるのは戦前の日本なのですが、どこかもっと遠い国、遠い昔の出来事であるようにも感じられました。

 何せ「妾を持つ事」ではなく「妾を養わない事」が世間からの非難の対象となるというのだから、現代の一般庶民からすると、眩暈がするようなお話。
 お妾さんを何人も囲って、何人も孕ませて、主人公は良い身分だなぁ……と皮肉げに感じる一方、男性の本能としては羨ましく思えたりもして、何だか複雑でした。
 
 終盤、戦争によって主人公は没落していく訳ですが、その尺が二十分程度しかなく、ちょっとバランスが悪いようにも感じられましたね。
 もう少し苦労した事を示す描写が多かった方が、ラストの「まだまだ一旗あげてみせる」と気骨を失っていない主人公の姿を、素直に応援する事が出来たかも。

 監督と主演俳優の名前を挙げるまでもなく、作り手の力量が確かなのは疑う余地が無いのですが、正直、少し物足りなさを感じる内容だったりもして、残念。
 オチとして衝撃的に描かれている「男に囲われているだけと思われた女たちが、実は男よりもずっと強かだった」というメッセージに対しても(そんなの、もう分かり切った事だしなぁ……)と思えてしまい、今一つ盛り上がれない。
 撮影技術が云々ではなく、こういった感性というか、価値観の違いによって、昔の作品である事を実感させられてしまった形ですね。

 軽妙な関西弁での会話を聞いているだけで楽しくて、退屈するという事は全く無かったのですが、もう一押し何か欲しかったなと、勿体無く感じてしまう映画でした。
ゆきさん [DVD(邦画)] 5点(2016-07-20 19:46:12)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.94点
000.00%
100.00%
200.00%
316.25%
400.00%
516.25%
6318.75%
7425.00%
8637.50%
916.25%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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