3.《ネタバレ》 ストーリーはほんとにゼウスの筋書き通りです。
妻と子供を夫が棺おけに入れて海に流すシーンから始まるのですが、
ゼウスの子供ペルセウスだったんで(あちこちに創っています)
ゼウスはその子供に幸せな未来を約束します。
男の子は大きくなり魔法の道具を手にし冒険の旅に出ますが、
その盾や剣や兜は女神らにゼウスが頼んで手配したものです。
なんたる親バカというか・・女神らの中にはゼウスの子を持つものもいるし、
そしてそれなら獣にされたうちの息子も許してあげてとゼウスに請う女神。
その息子は許されずアンドロメダ王女との中を醜い姿にされ割かれます。
王女は呪いをかけられ謎々が解ける男としか結ばれない(爆)
眠る王女は幽体離脱が始まりワシが籠をくわえ王女は入ります。
そこに主人公が現れて王女を助ける旅に出るのです。
空飛ぶ白馬、メデューサの首、予知能力を持つフクロウ、などなど
たくさんアイテムを手に入れてゆきます。
おなじみ洞窟やら宮殿やらも出てきますしほんっとに、
ドラクエまたやりたくなってきましたよ。
フクロウは女神にゼウスが譲ってくれと頼みたおしてくれてやったものですが、
女神もこんな勝手なお願いに付き合うのが嫌になったかフクロウが惜しいのか、
錬金術師に金のフクロウを作らせます。
このフクロウの声はまぎれもなくR2D2と思うのは私だけか・・
怪しいやつ!?とか言って主役連中はフクロウの登場にびっくりしますが、
なにせ金属製なのに木の枝に止まったので落ちるマヌケぶり。
それを拾い上げ(これは重い)とか言いながら太い枝に止まらせ、
話を聞くシーンはおかしかった。(フクロウの言葉はR2D2のよう)
あと、目を見たら命を奪うメデューサとの対決は見ごたえアリ。
ただし主人公が人にものを聞き用が済んだらあの態度は許せません。
いくら相手が人肉を食べる魔女連中とはいえ目が見えないのです。
その目の代わりの道具を奪い脅して話を聞いたら道具を捨てる・・
子供向きであるかもしれない作品にはどうかと思います。
一応正義の主役という設定なのですから・・
そしてシリーズ最大の売りレイ・ハリーハウゼンの特撮が今回はイマイチ。
これがマイナスです。