1.《ネタバレ》 この作品の評判の悪さは色んな所で聞いていて、はじめから大きな期待をしていなかったからか、そんなに言われるほど酷い出来では無いと思う。もっと酷いゾンビものは山ほどある。この作品は傑作ではないけど、ごくごく平均的なゾンビ物で、「バタリアン」という冠がなければそれなりに許されていたかもしれない。また、それなりにツボは押さえてあり、私にとっては、まあ許せる範囲にある。ただ、主人公?の青年が、改造ゾンビの両親を見て、「パパ、ママをこのままおいていけない。」などと駄々をこねた次の瞬間には、「さあ、ここは危険だから早く逃げよう」などど、この心変わりの早さには「はや!」と思わずあきれてしまった。こんなところを丁寧に作れば、もっと良い作品になるかもしれない。