3.いわゆる日常系映画。
日本のゆるさとは違ってブラジルのどうしようもない層のどうしようもない日々を描いた作品。
これが日常の中にある世界が地球の裏側とはいえあるということは確かで、
そこからいろんな物事を読み解くことも一つの狙いなのでしょうが、
まあそんなだいそれた映画でもないような。
映画としては随分荒削りな『シティ・オブ・ゴッド』のほうがそうした訴求力が高く、
映画としての作りがけっこうしっかりしているこちらのほうは、
ドラマがしっかり出来ているだけにパワーをもたない。
ああー大変だー。以上の感想を持ちにくい持ちにくいのはなぜなんだろう。
青春映画としてそこそこのクオリティというだけ。
『シティ・オブ・ゴッド』の正当シリーズですが、全くの別物。