1.《ネタバレ》 これはパッケージに「サイレントヒル」と比較してあったが、確かに似ているところもある。
恐らくは邦題がそれを狙って「サイレントナイト」なんて安直に付けているのでしょう。
この作品は少し不気味です。
その不気味さは「リング」等のJホラーから来ているといってもいいのでしょう。
犬に追われて館に逃げ込む辺りは、ゲーム版「バイオハザード」からの影響を受けているといって間違いないように思われる。
、、、僕は怖い映画が苦手です。電気を暗くして観ていたら、
女性が「ニャー!」って叫んだ辺りでノックアウトしてしまいました。
っていうか彼女、以前にペットセメタリーでお会いしましたか?、、、
また、とてもグロくて忌々しく怨みのこもった「何か」が徐々に館を浸食してゆく様はとても不気味で生理的に不快なものです。
それは正しくゲーム版「サイレントヒル」で体験した「蝕」そのものです。
その「蝕」に包まれた人間の、焼けた肉の臭いが漂ってきそうなほどの血生臭さは、映画版「サイレントヒル」に近いといって良いでしょうか?そこまで生々しくないでしょうか?
まぁ、本作は何処にでもあるごくごく普通のホラーなのでしょうが、それでもシチュエーション的にはちょっと素晴らしいものがあります。まぁまぁ、これも恐らくは「サイレントヒル」からの影響であるというのは、僕の考えすぎでしょうか、、、。
また、頭がグワ~!って振り乱したり、手足が痙攣したり、それはMマンソンのPVみたいですね。
こういう技法が流行っているんですかね?ヴィジュアルホラーって言うんですか?
確かに手足がカクカクとギコチ無い動きしていたら、それは「この世の存在」ではないかのような危険な効果が出ますね。「近づいちゃ危ないな」っていう、、、。
呪われた家の因縁めいた感じがなかなか出ていました。こんな家には行きたくないって感じです。
ただ、観ていて少しだけダルくなりましたかね。間延びしているといいますが、退屈なんですね。僕は淡々系が好きですが、それとは少し違うんです。
ネタバレですが、ロックバンドをやっている男(シドだっけ?)くらい助けてやってほしかった。彼とっても良かったのに。
これは「心臓に悪いホラー」の側に属すると思いますが、そうやって音とかでビックリさせるのは止めてくれー!マジでビビるやろ~!