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京都太秦物語

[キョウトウズマサモノガタリ]
2010年上映時間:90分
平均点:5.60 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-05-22)
ドラマラブストーリー青春もの
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タイトル情報更新(2018-08-03)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
阿部勉【監督】
キャスト海老瀬はな(女優)東出京子
北山雅康(男優)
田中泯(男優)
柳原哲也(男優)
平井善之(男優)
檀れいナレーション
出演京マチ子(写真)
原作山田洋次(原案)
脚本山田洋次
音楽富貴晴美
撮影近森眞史
製作松竹
企画山田洋次
プロデューサー山本一郎〔プロデューサー〕
制作松竹
配給松竹
編集石島一秀
録音岸田和美
その他IMAGICA(現像)
角川映画(協力)
小森和子(献辞)
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1.《ネタバレ》 率直な印象としては、とにかく男二人が気にくわない。幼馴染もかなり痛い奴だが、研究者の方はあまりにもバカ丸出しで笑うこともできない。どちらも駄目な男で、観客としてはヒロインとの関係の発展が期待できない(したくない)ため、途中で今にも席を立ちそうになった。それでも他の客の邪魔になるのを避けて最後まで見たところ、ラストの場面だけは納得した。自分が泣けたわけではないが、思い当たることのある女性なら泣けるかも知れない。
ただ実は、キャッチコピーの印象からして最後にもう一つ波乱というか、もっと微妙な状態に陥る可能性もあるかと思ったのだが、何もなく普通に終わってしまったのは拍子抜けだった。この映画の性質上、これ以外の結末はありえなかったのかも知れないが。

ところで幼馴染の男が終盤、夢破れたときの滑り止め、というようなテキトーな感覚で一生の仕事を決めていたのは少し気になるが、それはまあいいとして(みんなそうだったろうから)、単純に親世代と同じく家族経営で豆腐店という前提だと、司書を目指していたはずのヒロインの夢までが消え去ることにならないか。男の方は実現困難な夢だったから断念するのは仕方ないが、ヒロインの夢は極めて現実的かつ実現途上にあり、観客としてもかなえてほしいという思いがある。地域連携映画という事情はあるにせよ、個人の志望より映画の都合(=商店街の都合)が優先するのでは、第三者の目からは理不尽に見えるので、ここは余計な不満の生じないようにしてほしかったと思う。
まあ特殊な成立事情の映画なので、あまり妙なところに突っ込まず、制作に関わった学生とともに映画の完成を喜んでやるべきなのかも知れない。しかし、そんなことまで斟酌しなくても、実は個人的にヒロイン(演:海老瀬はな)が好きになってしまったので、最終的な印象はそれほど悪くなかったというのが実態である。
かっぱ堰さん [映画館(邦画)] 5点(2012-03-04 22:12:52)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.60点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4120.00%
5120.00%
6240.00%
7120.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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