1.映像と音楽は文句なし。
派手な色彩は観ているだけで楽しめる。
だがそれ以外の部分に不満が残る。
まず、この監督は女優選びのセンスがどうにもいかん。
そしてSMに興味がない私には、全くもってつまらない内容。
香港映画を観たくて本作を選んだのに、松坂慶子が日本語しゃべりまくりなのにもゲンナリした。
松坂慶子は、おっとりとした女性を演じれば素晴らしい女優さんだと思うが、本作のSM女王的な役回りはミスマッチだったように感じる。
映像と音楽に比類なきセンスを感じるだけに、内容と女優陣には残念さが際立った。