5.1985年版は当時映画館で鑑賞しており、とても面白かった記憶があります。その良き記憶を壊したくないので、この2011年ヴァージョンは少々敬遠してきました。しかし心の整理もつき、観てもいいかぁ~って気持ちになれたのでレンタルすることに。でさっそく感想ですが、思っていた以上に良く出来ていたと思います。まぁ多少のツッコミ所はありますが、それもB級映画のテイストだと思えばさほど気にすることもないでしょう。ただね、総評すると個人的にはやはり1985年版の方が好きですね。今回のも決して悪くはないんだけども、思い出に残るかって点では、NOと言わざるえないです。よくある、右から左へと通り過ぎて行き忘れ去られる作品の一つです。はい。最後に一言、ピーター・ヴィンセントにもうちょっと活躍させてあげて欲しかったです。以上。 |
4.《ネタバレ》 この手のB級ホラー映画って、脚本のアラだとか設定のおかしなところなんか(たとえばどうして家が火事になってて、後続の車でやって来たおっさんが死んでるのに警察は重要参考人と思しき主人公を簡単に釈放してしまう!とか)を、勢いとノリで強引に突破していかなければならないのに、この映画はどうにもそれが弱い。コリン・ファレルとかは良かったけれど、やっぱりあのヴァンパイア俳優がもっとぶっ壊れてても良かったのに。あいつが、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」くらいイカれたキャラならもっと楽しく観れたんだけど。惜しい映画でした。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-01-13 13:08:46) |
3.《ネタバレ》 ここ最近のティーン映画としては「トワイライト」シリーズがヒットしてますから、これはそれの二番煎じを狙ったのでしょう。怖さは全くといっていいほどありませんが、ほのかなユーモアと軽いノリで最後まで楽しむことが出来ます。3Dでリメイクしたってことを大々的に宣伝してましたが、あのカーチェイスのシーンとかは確かに3Dをバリバリ意識して作ってるような印象ですね。濃い顔爽やか系イケメンのコリン・ファレルがヴァンパイア役でしたけど、これがまた意外に巧い事演じていましたね。こういう役って難しいと思うんだけど、彼の顔の濃さが、顔を使い分けてるヴァンパイアの裏腹さにぴったりで良かったです。見終わったらすっかり忘れてしまいそうな映画ではありますが、ティーン映画としてはまずまず。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-06-28 20:56:59) |
2.《ネタバレ》 ヴァンパイア映画やホラー映画としては仕様もない作品なのですが(驚かしてくるタイミングが洩れなく全て読めてしまい全然怖くない)、この映画のターゲットであろうティーン層に受けるようにお色気シーンを無駄に詰め込んでおり、映画館の中も終始楽しい雰囲気でした。なんせ出てくる女性はすべて異なったエロさを備えている程の徹底振り。主人公の彼女は「正統派活発美少女」、母親は「中年ならではの色気があるシングルマザー」、残念ながらグールになっちゃう女の子は「ビッチ系ストリッパー」、ここまでサービスされると製作者が「観客がそれぞれ好きな女の子に萌えてくれ」と気遣いをしてくれている気にさえなりましたよ。何言ってるんだ俺は。とにかく適度にお色気があるB級映画としてはOK! 【民朗】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-01-08 18:07:45) (良:1票)(笑:1票) |
1.《ネタバレ》 久しぶりに劇場で由緒正しいB級を観たって気分です。これ、25年ほど前のオリジナルも劇場で観ていて、つい先日観直したばかりだったので比べ易いんだけど、オリジナルにあったコメディテイストが低減され、シリアス色が強調されています。序盤のストレスが溜まる煮え切らない展開はオリジナルと同じですが、早々に隣人(=ヴァンパイア)の正体が割れてアクションムービーの趣きが強くなる。主人公がヴァンパイアとの決戦に臨んで武装を固めるあたりはテンションが上がります。助っ人に来る「舞台役者としてのヴァンパイア・ハンター」がただのまがい物では無く、両親を同じヴァンパイアに殺された過去を持っている事がアレンジとしては効果的だったと思います。ヴァンパイアの虜になった主人公の彼女が、主人公の目の前で憎きヴァンパイアとキスしたり血を吸い合ったりします。そのシーンはオリジナルにもありますが、シリアスに展開している本作の方がSM的なテイストが募ってかなり強烈な見え方になっています。涙を流しながらその悔しさをバネにヴァンパイアへ向かう主人公の特攻は力強かった。本作の「B級」とは世界観に偏りがあることです。狭い地域で多くの人が行方不明になれば警察が黙っているはずがありません。主人公の家が燃やされた段階で、ヴァンパイアはお縄になるのが普通です。入院した母や壊れた車、道路の血痕などは明確な事件性の証拠のはず。でも、本作では誰も見向きもせず、主人公の周りだけで物語が進行します。そのいい加減さに目をつむるのがB級映画の鑑賞態度。ホラーという意味では、私はこれっぽっちも怖くないんですが、スプラッタと程良いCGと若者の一途さと控えめなお色気を楽しみました。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-01-08 01:34:34) (良:1票) |