1.《ネタバレ》 2よりは面白かったし怖かった。けどこれはSAWシリーズの4辺りと同じ位置づけで、引っ張りたいがために作られた作品としか思えない。祖母が一端を担っているであろう前フリを更に印象付けただけであり、絵の裏の魔女関連の図形や離れ(?)の黒ずくめの魔女集団をチラ見せしたかっただけだろう。首振りカメラのアイデアは良かったし、さっさと映像を見て娘を信じればいい母親を一発で掌返しさせたあの演出はすごかった。が、この姉妹が少なくとも18年後も存命であるが故に「生死に関わるアクシデントに見舞われる」と言う視聴者側の緊張感が無く、純粋にストーリーを追った場合において今作はあまりにも牛歩作戦が過ぎると言わざるを得ない。とは言え最近のオカルトモノでは十分怖いから次作もしっかりBD買わせていただきます。