4.《ネタバレ》 淡々とした展開ながら小洒落た感じにまとめ上げられ すごく後味よく終われていたところは良いところ。
樽ごと狙うわけでなしに、気付かれない程度にほんの少しだけを失敬するという犯罪。まあ許そう(えっ 許すのか?)
ただ彼が犯してきた罪はただの一度ではなく二度三度とあるようだ。
人様の人生を無茶苦茶にしておいて 未だのうのうと生きている そんな彼が主人公である映画である故に、天使の分け前とはもったいない。実に身分不相応なタイトルだ。
だけど悔しいかな 最後一瓶の行く末に後味の良さを感じ終わってしまえる 憎い出来。