2.《ネタバレ》 いやー、だまされましたねー。だまされた。うん、でもそれだけ。
なんだか気持ちよく騙されました~って感じにはならないんですよね~。
そんで終盤のネタばらし、いまいちわかりにくくないですか?なんかふわふわしてて。私だけ?
エミリーとシーバートが患者と医師の関係から恋人同士の関係に。ふむふむ。女性同士というのが一応隠れ蓑になってはいるのかな?で、2人で共謀して夫の殺害を計画。狙いは夫の死の起因となる新薬を出している製薬会社の株の暴落・・・。そう上手くいくかどうかもわからんのに、夫を殺害?ちょっとリスクが大きすぎる気が・・・。
シーバートのほうは完全に金目当て。エミリーのほうもそうだろうけど、なんか夫への逆恨みもあるようです。『私の人生順風満帆じゃん。あれ?夫が逮捕されちゃった。あれ?家を没収されちゃった。くそう、ぬか喜びさせやがって・・・!』みたいな?
なんだか計画殺人というだいそれたことをやるには動機が弱すぎませんか?だからしっくりこない。
カタルシスは・・・まあちょっとだけ感じられたかな・・・。
シーバートが捕まるシーンは良かった。エミリーを精神病でもないのに精神病院送りにするラストも痛快で良かったです。
株で稼いだお金もインサイダー取引みたいなもんだから、やっぱ没収されちゃうのかな・・・。
とまあ、『ざまぁ』な部分は良いとして、さんざん煮え湯を飲まされたバンクス医師が、社会的地位を取り戻して元の職場に復帰できるくらいじゃないと、いまいちすっきりできないのです。