1.アリ について、TVなどでよく語られていることくらいしか、知らない..オリンピックで活躍、一躍有名に..徴兵拒否、ヘビー級王座剥奪..戦争が終わり、ピークは過ぎたと言われながらも、リングに復帰..再びヘビー級王座に返り咲く..「蝶のように舞い、蜂のように刺す」、ヘビー級では例のない、華麗なフットワークと鋭い左ジャブで、相手を翻弄するアウトボクシング..誰も寄せ付けない不動の最強ヘビー級チャンピオン..そんなイメージしかなかったのだが..映画の中では、復帰してからの試合で、結構、ボコボコに殴られ、ふらふらになりながらの、死闘、殴り合い、を繰り広げ..アリ って殴られ強っ!..って思ってしまうくらい、壮絶..こんな試合をしてたなんて..知らなかった..本作は、ドキュメンタリーではあるが..映画として評価すると..イマイチかな..紹介されているエピソードや情報も、それほど深くなく..欧米のドキュメンタリーにありがちな、インタビュー映像と当時の映像を、交互に、ころころ繰り返す編集は、慣れてない日本人が観るには、つらいかも...