劇場版ムーミン　南の海で楽しいバカンスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

劇場版ムーミン　南の海で楽しいバカンス

[ゲキジョウバンムーミンミナミノウミデタノシイバカンス]

Moomins on the Riviera

（Muumit Rivieralla）

2014年【フィンランド・仏】 上映時間：80分

平均点：4.25 / 10点(Review 4人) 

公開開始日（2015-02-13）

（ ファンタジー・アニメ・ファミリー・小説の映画化）

監督	グザヴィエ・ピカルド
演出	木村絵理子	（日本語吹き替え版）
声	高山みなみ	ムーミン（日本語吹き替え版）
	大塚明夫	ムーミンパパ（日本語吹き替え版）
	谷育子	ムーミンママ（日本語吹き替え版）
	かないみか	フローレン（日本語吹き替え版）
	子安武人	スナフキン（日本語吹き替え版）
	佐久間レイ	ミイ（日本語吹き替え版）
	小林優子	ミムラ（日本語吹き替え版）
	木村カエラ	ピンプル（日本語吹き替え版）
	冬馬由美	オードリー・グラマー（日本語吹き替え版）
	佐々木睦	コンシェルジュ（日本語吹き替え版）
	桐本琢也	ホワイトシャドー/ブラックシャドー（日本語吹き替え版）
	野沢聡	海賊①／海賊②／海賊③（日本語吹き替え版）
	三村マサカズ	モンガガ侯爵（日本語吹き替え版）
	大竹一樹	クラーク（日本語吹き替え版）
	多田野曜平	（日本語吹き替え版）
原作	トーベ・ヤンソン
脚本	グザヴィエ・ピカルド
製作	グザヴィエ・ピカルド	（共同製作）
制作	東北新社	（日本語版制作）
配給	ファントム・フィルム

【クチコミ・感想（5点検索）】[全部]

1．《ネタバレ》　　『ムーミン』にそれなりに思い入れがないとキツいかな。色彩はキレイですけれど、目を見張るような映像表現とか、綿密に構成された物語がある訳ではなくて、ただ『ムーミン』のキャラ達がその時間を過ごしてゆくだけの映画で。
　しかも、お馴染みの主なメンバーはムーミン一家、フローレン、ミイのみ。スナフキンとミムラ姉さんの出番がちょこっと、それ以外はゲストキャラばかり。
　更にミムラ姉さんとミイはムーミン達と今回初対面という設定。意外と敷居高くないか？みたいな。

　高級リゾートに紛れ込んだ純朴なムーミン一家が、上流階級の人々（？）と触れあい、摩擦を起こし、影響を与え、そして村に帰ってゆくという流れにシニカルさを多分に織り込んでいますが、それがあまり笑いには繋がらないところが、ちょっとキビシイ感じで。
　フローレンのカジノでの稼ぎが簡単な解決に繋がっていて、色々な人々とのエピソードの積み重ねによって物語が高まってゆくような事はなく。せいぜい芸術家の彫刻のエピソードが流れを持っているくらいで。もっとも、そういう物語性を求め過ぎていないあたりが「らしい」のかもしれませんが。

　普段丸出しな状態なのに体をハンパに隠すものを身にまとう事で逆にいやらしくなってしまうってあたりはヨーロッパ的笑いの世界と考えていいのでしょうか？

　ムーミンがご機嫌ナナメな状態が結構あって、主役なのにどうも冴えない感じだったのが作品全体のトーンを落としている気もしました。

　きっとこれは身構えて見る作品ではなくて、なんとなく流れてゆく、なんとなく綴られてゆく世界をゆったりと眺めるようなアニメーションなのでしょうね。こちらは気合入れ過ぎて勝手に肩透かし食らった、みたいな状態でしたが。その「色」を読むのもまた大切。私はまだまだ未熟者。

【あにやん‍🌈】さん [映画館(吹替)] 5点（2015-02-18 22:46:59）

【点数情報】

Review人数			4人
平均点数			4.25点
0	0	0.00％
1	1	25.00％
2	0	0.00％
3	0	0.00％
4	1	25.00％
5	1	25.00％
6	0	0.00％
7	1	25.00％
8	0	0.00％
9	0	0.00％
10	0	0.00％

【その他点数情報】

No	名前	平均	Review数
1	邦題マッチング評価	5.00点	Review1人
2	ストーリー評価	3.00点	Review1人
3	鑑賞後の後味	3.00点	Review1人
4	音楽評価	5.00点	Review1人
5	感泣評価	0.00点	Review1人