チャイルド44 森に消えた子供たちのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 チ行
 > チャイルド44 森に消えた子供たちの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

チャイルド44 森に消えた子供たち

[チャイルドフォーティフォーモリニキエタコドモタチ]
Child 44
2015年上映時間:137分
平均点:6.05 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-07-03)
サスペンス犯罪ものミステリー歴史もの小説の映画化
新規登録(2015-05-15)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2022-01-05)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ダニエル・エスピノーサ〔監督〕
キャストトム・ハーディ〔男優〕(男優)レオ・デミドフ
ゲイリー・オールドマン(男優)ミハエル・ネステロフ将軍
ノオミ・ラパス(女優)ライーサ・デミトフ
ジョエル・キナマン(男優)ワシーリー
パディ・コンシダイン(男優)ウラジミール・マレビッチ
ジェイソン・クラーク〔男優・1969年生〕(男優)アナトリー・ブロツキー
ヴァンサン・カッセル(男優)クズミン少佐
アグニェシュカ・グロホウスカ(女優)
ファレス・ファレス(男優)アレクセイ
ニコライ・リー・カース(男優)
タラ・フィッツジェラルド(女優)
チャールズ・ダンス(男優)
宮内敦士レオ・デミドフ(日本語吹き替え版)
辻親八ミハエル・ネステロフ将軍(日本語吹き替え版)
佐古真弓ライーサ・デミトフ(日本語吹き替え版)
木下浩之クズミン少佐(日本語吹き替え版)
間宮康弘ウラジミール・マレビッチ(日本語吹き替え版)
脚本リチャード・プライス
撮影オリヴァー・ウッド〔撮影〕
製作リドリー・スコット
デヴィッド・ミンコフスキー(共同製作)
マシュー・スティルマン(共同製作)
配給ギャガ
特殊メイクウォルド・メイソン(トム・ハーディの補綴メイク)
美術ヤン・ロールフス(プロダクション・デザイン)
衣装ジェニー・ビーヴァン
編集ピエトロ・スカリア
ディラン・ティチェナー
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(5点検索)】[全部]

別のページへ(5点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
5.《ネタバレ》 楽園に殺人など存在しない――。1953年、スターリン独裁体制下のソビエト、モスクワ。秘密警察のエリートであるレオ・デミドフは日夜、西側諸国との激しい諜報活動に忙殺されていた。密告、拷問、粛清と共産体制を維持するための嵐が猛威を振るうなか、レオはある〝事故〟の報告を受ける。親友でもある同僚の9歳になったばかりの息子が列車に轢かれ死体となって発見されたというのだ。検死結果は明らかに殺人。だが、「人類の楽園であるソビエト連邦に資本主義の病理である猟奇殺人など存在しない」という上層部の意向により、事件は事故として処理されるのだった。そんななか、レオの妻にスパイ容疑がかけられる。直後に始まった激しい派閥抗争に敗れた彼は、とある地方都市へと異動させられるのだった。ところがそこでも子供の変死が相次いでいることを知った彼は、同じく左遷させられた上司と共に独自に捜査を開始する。すると同僚の〝事故死〟した子供を含め、44人もの子供たちが広範囲で同じ状態で死体となって発見されていることが判明するのだった。果たして、楽園であるはずのソビエト連邦に連続猟奇殺人事件など存在するのか?東西冷戦の真っ只中、そんな不気味な事件に関わることになった一人の将校の姿を通してソビエト連邦の非人間性を炙り出すサスペンス・スリラー。ベストセラーとなったミステリー小説を原作に、トム・ハーディとゲイリー・オールドマンが主演を務めたということで今回鑑賞。あんまりよく知らないのですが、きっと原作は物凄く重厚な作品なんでしょうね。そういう長大な小説を原作にした映画の、悪い部分ばかりが目立つ作品だと僕には思えました。一言で表すなら、まさに散漫。たとえば物語の冒頭、主人公が孤児であることや、ナチスドイツ陥落間際のベルリンで武勲を挙げたことなどが示されるのですが、それが物語の中で重要な伏線となるのかと言うと最後まで特に意味など持ってきません。このように無駄なエピソードがたくさんあって途中から物凄く冗長に感じられるのです。さらには物語の重要な核となるものも、①子供ばかりを狙った連続殺人鬼を巡るミステリー②共産主義体制下、激しい権力闘争に巻き込まれた一人の男の悲劇③愛憎相半ばする夫婦の物語と、どれに焦点を絞って観ればいいのかさっぱり分かりません。長い小説を2時間強の限られた映画に纏めるならば、削るべき部分はきっぱりと削り見せるべき部分をしっかりと描く、監督は勇気を持ってそんな取捨択一をするべきでした。全編を覆う、当時のソビエト連邦を象徴するかのような閉塞感に満ちた雰囲気はとても良かっただけに残念と言うほかありません。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2016-09-13 23:47:59)
4.《ネタバレ》 『楽園に殺人は存在しない』という言葉を初めて知りました。どうやら資本主義を批判する意図があって「(連続)殺人は資本主義の弊害」みたいなことが言われていたらしいようで…。ところがそんな国が放つ『楽園』という言葉は「人を殺してもみんな知らないふりをしてくれる楽園」というものを作り出してしまったようで…。「なに、この超おバカで恐ろしい国は!?」と思ったのですが、これは意図的なプロパガンダかもしれないので、資本主義だの社会主義だの共産主義だのまるっきり興味のなかったことをきちんとお勉強したくなりました。ソ連がどんな世界を望み、どうして崩壊したのか、そういうこともきちんと知りたくなりました。主人公の妻が機転が利いて、「生きるための嘘」も「同意に見せかけた反論も」お上手で、しかもいざとなったらビシバシ暴れてパワフル! それが一番印象に残りました。しかし映画自体はあまり面白くはないです。そして楽園から程遠い陰鬱な世界。ろくに食べ物がないから人を殺して食う人間がいた世界で、しかもその世界は楽園ということでなければならないので、殺人は殺人じゃないことにしないといけない世界。正しいことをしようとすると簡単に殺される世界(殺人は存在しないと言うくせに)。shintaxさんのレビュー読んで原作に興味が湧いてきました。
だみおさん [DVD(字幕)] 5点(2016-02-24 21:55:03)
3.ソ連崩壊から25年も経てば、こんな映画も作れるのか。冷戦時代に作ったら、単なる反共産のプロパガンダになってしまうね。
雰囲気も暗いが画面も暗くて観づらい。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 5点(2016-02-11 19:48:56)
2.《ネタバレ》 原作未読状態で観ました。その時点での評価は8点。本作事件の解決により「殺人課」が作られ、話が継続して行くのかな、どんな次作なんだろうと思って原作三部作読んで腰抜かしました。レオ・デミドフを狂言回しとした「ソ連邦史」ともいえる作品であり「ドクトル・ジバゴ」にも比肩できる名作をこんなに矮小化したこの映画はとてつもなくクズ。とくにワシーリーの動機を「大祖国戦争」での屈辱を晴らすこと、ライーサへの横恋慕にしてしまってトホホ。はっきり明記します、原作既読者は観てはいけない。ただし、原作未読のかたがたで、トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン等が好きなかたはご覧ください。そして、原作三部作読んで打ちのめされてくださいね。その入口としてこの点数。
shintaxさん [映画館(字幕)] 5点(2016-02-09 05:36:07)(良:1票)
1.《ネタバレ》 原作未読。原作は「このミステリーが凄い」に選ばれたということで44人の子供が惨殺されたと言うミステリー要素への期待と、リドリー・スコット、トム・ハーディのネームバリューで見ました。
が、全然ダメじゃん、これ。何ともピンボケな作品です。44人の子供のお話はどこへやら、ひたすらスターリン圧政下の弾圧のお話が延々と続くばかり。それもういいからミステリーはどこ行った?と思ったら、そっちの方はミステリーの要素が皆無のまま終わり、罪滅ぼしのつもりかの甘いラスト。
リドリー・スコットもアメリカ人の限界が見えたなぁ。もう彼の名前で映画見るのはやめよう。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 5点(2015-07-12 13:51:21)(良:1票)
別のページへ(5点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 6.05点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4210.53%
5526.32%
6421.05%
7736.84%
800.00%
915.26%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS