ラスト・ナイツのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ラスト・ナイツ

[ラストナイツ]
Last Knights
2015年上映時間:115分
平均点:6.30 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-11-14)
アクションドラマファンタジー
新規登録(2015-11-12)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2022-01-05)【イニシャルK】さん
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監督紀里谷和明
キャストクライヴ・オーウェン(男優)ライデン
モーガン・フリーマン(男優)バルトーク卿
クリフ・カーティス(男優)
アクセル・ヘニー(男優)ギザモット
ペイマン・モアディ(男優)
アイェレット・ゾラー(女優)
ショーレ・アグダシュルー(女優)
伊原剛志(男優)イトー
アン・ソンギ(男優)
堀内賢雄ライデン(日本語吹き替え版)
坂口芳貞バルトーク卿(日本語吹き替え版)
宮内敦士(日本語吹き替え版)
永宝千晶(日本語吹き替え版)
製作紀里谷和明
配給ギャガ
編集マーク・サンガー〔編集・視覚効果〕
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2.中世ヨーロッパと思われる国が舞台ではあるものの、アフリカ系、東洋系、中東系、果てはマオリ人までが入り乱れるという多国籍ぶりであり、リアリティとは一線を画した世界観で繰り広げられる時代劇。ただし、監督が日本で製作した2作品のような荒唐無稽な映像表現はなりを潜め、リドリー・スコット作品のような重厚な時代劇として仕上げられており、少なくともルックス面は完璧です。この監督さんは意外と引き出しの多い人なのだと感心しました。
問題は、キャラクターへの感情移入が難しいこと。モーガン・フリーマン演じるバルトーク卿は年齢の割には向こう見ずな性格で、ロクな策もなしに権力者に盾ついて家族も家来も不幸にするのだから、愚かにしか見えません。憎まれ役たるギザ・モットは分かりやすい悪役に徹しているものの、その人物造形にまるで深みがないために、なぜこいつが皇帝から一定の信頼を得て重職を担わされているのかがわかりません。両者には、もっと頭を使わせた方がよかったように思います。
また、日本人にとっては当たり前すぎて気にしたことのなかった忠臣蔵という物語の欠点も、設定と舞台を変えたことから露わになってしまいます。領主を失ったライデン隊長以下騎士団の面々は1年以上をかけて復讐の段取りを整えるわけですが、なぜそんなことに労力を費やしているのかが途中から分からなくなるのです。特にライデンは、残された主君の家族や部下達を不幸にしないよう新生活の構築に全力を挙げるべきなのに、復讐という後ろ向きな目的に突き進むものだから、次第にこちらも愚かに見えてくるのです。
序盤にて、主君と騎士との精神的な繋がりをもっと克明に描いておくべきだったし、騎士という立場を失えば彼らは生きる意欲までを失い、社会にとって有害な野良騎士になるおそれがあったことからライデンは彼らに復讐という目標を与え続けた等の合理的な背景も欲しいところでした。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-08-10 13:26:46)
1.《ネタバレ》 思いのほかオーソドックスな作品。いつもながら映像や世界観はさすがですが、それ以外に観るべきものも少ないです。前半のテンポの良さが続かず、肝心な場面(娘に跪くところなど)で気持ちが入っていかない。ところで、忠臣蔵は今でも日本人に受け入れられているんでしょうか?私はあんまりです。
ラグさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-05-22 01:18:00)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.30点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4110.00%
5220.00%
6330.00%
7330.00%
800.00%
900.00%
10110.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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