哭声/コクソンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 コ行
 > 哭声/コクソンの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

哭声/コクソン

[コクソン]
The Wailing
(곡성(哭聲))
2016年上映時間:156分
平均点:5.36 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-03-11)
ホラーサスペンスミステリー
新規登録(2017-03-05)【LOIS】さん
タイトル情報更新(2023-10-02)【タコ太(ぺいぺい)】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ナ・ホンジン
キャストファン・ジョンミン〔男優・1970年生〕(男優)祈祷師イルグァン
國村隼(男優)山の中の男
チョン・ウヒ(女優)目撃者ムミョン
咲野俊介祈祷師イルグァン(日本語吹き替え版)
脚本ナ・ホンジン
撮影ホン・ギョンピョ
配給クロックワークス
あらすじ
韓国郊外の山村で謎めいた殺人事件が連続する。警察の捜査の結果、毒キノコの作用で錯乱した末の犯行との見方が強まる一方、一部の村人の間では山中に居付いた日本人が関与しているとの噂が広まり始める。事件を担当する少々頼りない村の警察官ジョングは、噂を信じて謎の日本人について捜査し始めるが、やがて愛する一人娘のヒョジンにも異変が起き始めていることに気付く。彼は義母の勧めに応じて祈祷師を頼ることにするのだったが…。 謎の日本人を國村隼が怪演し、韓国の「第37回青龍映画賞」の男優助演賞と人気スター賞を受賞した。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(5点検索)】[全部]

別のページへ(5点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 ソウルなどの大都会ではない地方の町や集落、森林や山の風景が美的に映像化されている。場所は実在の全羅南道谷城郡とのことで、郡内に「谷城邑」という町があり、その町の中に谷城警察署(中央路161)や谷城愛病院(谷城路761)というのもある(派出所は不明)。
ホラーとして終始不穏な雰囲気は出ているが、特に前半では娯楽映画に不可欠な?コメディ要素がちゃんとくるめてあるのが可笑しい。登場人物では「目撃者」がなかなかいい感じで、石を投げて来る場面は好きだ。また祈祷師の儀式はダイナミックで迫力があったが、その後のゾンビは出ない方がよかった。

物語としては何が起きていたのかわからない。世評によるとキリスト教の知識がなければ気づかないことが多いようで、基本は間口の狭い映画ということになるか。自分としては手の穴くらいはわかったが、「ヨブ記」についてはアメリカのホラー映画で出ていたにもかかわらず、そこまで頭が回らなかった。
宗教関係には突っ込まないとして、一つ思ったのは一連の事件が登場人物のうちの誰かのせいだと思い込んでいていいのかということだった。王朝時代の宮廷で呪いのかけ合いをしている状況ならともかく、現代の祈祷師でも病気平癒などの祈願をする際に、近隣の誰かが絶対呪いをかけているとまでは思わないのではないか。表面的な事象だけでなく、背景に何らかの動きがあるとすればそれも含めた全体像を捉えなければまともな答えは出ない気がする。
しかし一般論としてはそのように思っても結局何もわからないので、邦画によくあった独りよがりな難解ホラーのようなものと思って投げてしまいたくなる。監督はこの映画が「混沌、混乱、疑惑」を描写していると言ったらしいがそれでわかった気になるわけでもなく、残念ながら個人的には見えないものの多い世界が映されていたと思うしかない。全体的な印象は決して悪くなかったが、結果として好意的な評価はできない映画だった。残念だ。
なお一連の事件を全部キノコのせいだったことにしてしまうと映画にならないわけだが、これが現実世界の話ならそれだけで全部説明がつく(つけられてしまう)とはいえる。この映画に関して、自分は報道だけ見てキノコは危ないと思っていた現実世界の人間の立場だったと思っておく。
かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-05-20 10:57:06)
別のページへ(5点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 5.36点
000.00%
117.14%
200.00%
317.14%
4428.57%
517.14%
617.14%
7428.57%
8214.29%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS