1.《ネタバレ》 今までの映画版と違い、ほぼオリジナルメンバー達で作り上げられており、ワンピースの世界観がしっかりとある。がしかし、ファンサービスしすぎのせいか、過剰なまでのキャラ総出演は逆に安っぽさを感じさせてしまう。それと敵キャラのバレット。世界中のありとあらゆる武器や海賊船や軍艦と融合したにも関わらず、ただただでっかくなって暴れるだけ。なんの芸もありゃしない。話の本筋もそのバレットが世界相手に戦争(喧嘩)を仕掛けるという、特別凝った内容でもない。まあ今作はアクション主体なのでストーリーなんて単純でいいんだが、そのアクション自体も胸が熱くなるようなこともない。結局奇跡のチームを見て歓喜の声を上げるだけ。つまりこの映画だけのオリジナル要素でこの映画そのものを面白くさせきれなかったことが、この映画単体としての評価の低さになってしまいました。
総評するとつくづく「ワンピース」という作品は、単体ものの完結作品には向いてない気がしました。長編大河ドラマだからこそ「ワンピース」という作品は輝くんだなと。はい。
思わず大爆笑したシーン。瓦礫の中に埋まってた赤いモノをルフィの服と思ったハンコックがそれを引っ張り出し、それがバギーの鼻だったと知って、誰じゃお前は!と蹴り飛ばしたシーン。あそこは大笑いしちゃいましたよ。ほんと、バギー美味しいとこ持っていくよな~(笑)
良かったシーン。ウソップの放った仕掛けが役に立ったシーン。ああいうところは好きです。それぞれの役割分担が描かれていて。