1.《ネタバレ》 テレビ版が好きな人なら、これくらいで問題ないと思うけど、個人的にはけっこうキツかった。作画崩壊が話題になってるけど、そこじゃないと思ってる。【ネタバレ注意】テレビ版でも、艦隊戦をやるために謎の感染症というムリ設定を持ち込んでいたのがどうにも受け入れられなかった。さらにミケちゃんが艦長らしからぬ私情の持ち込み具合がハンパなく、まったく感情移入できなかった。当時、先行上映を見に行ったり、Lynnさんが副長ということもあって見に行ったが、やはりストーリーがダメ。前半のお祭りはともかく、たんに昼飯をたかってきただけのスーにあれほど友情を持つのも意味が分からない。しかも、知らぬうちとはいえ悪役の片棒を担がせている(担がせる方も安易が過ぎる)。そういう展開にしたいなら、もう少し丁寧にストーリーを作ってほしい。終盤に至っては実戦に高校生を投入するとか、戦艦だけじゃなく、要塞に乗り込ませるとか何を考えているのか。さすがに高校生側には“実弾”を持たせなかったようだけれど(最初は殺し合いをするのかとビビった)、相手は当然実弾だよね。完全に生死を賭けた近接戦闘を高校生にやらせる(というか、当人たちも平気でやってる)というのもどうか。もっとも(フィクションだからといってどこから持ってきた設定なのか分からないくらい)超人かよって活躍で別に命に別状はないわけだけが、声が出そうになるくらい呆れた。そういうストーリー展開に比べれば、ちょっと作画崩壊してるくらい、なんということはないよ。