1.これは自主制作映画というレベルじゃない。
映像としてちゃんとしてる。
自主制作映画は好きで、いろいろと見て来たけど、ここまで完成度の高い作品は珍しい。
今まで見てきた自主制作映画といえば、映像が陳腐で、演技が下手なんだけど、なんだかよくわからない面白さがある。
そんな将来性に期待するしかない作品が多かった。
本作は映像としての完成度が高く、プロが制作したと言われても驚かないけど、何が面白いのかよくわからない。
ジャンルとしてはよくあるパターンの自分探し系の作品だけど、いろいろ盛り込み過ぎで、何が本筋なのかよくわからない。
妹のキャラが立ってたので、告白とか、父親とか、余計な要素を取り除いて、妹との交流に絞った方が良かったのかも。
奥が深いのか、そもそも何もないのか、よくわからないことが多い作品でした。