人数の町のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

人数の町

[ニンズウノマチ]

2020年【日】 上映時間：111分

平均点：6.50 / 10点(Review 6人) 

公開開始日（2020-09-04）

（ ドラマ・サスペンス・ＳＦ）

キャスト	中村倫也(男優)
	石橋静河(女優)
	菅野莉央(女優)
	松浦祐也(男優)
	柳英里紗(女優)
	山中聡(男優)
撮影	四宮秀俊
配給	キノフィルムズ
美術	杉本亮

あらすじ

路地裏で借金取りから暴行を受けていた蒼山（中村倫也）を作業用つなぎ服の男が助ける。男は彼に居場所を用意してやると言った。そこで蒼山が連れて来られたのは、人里離れたとある施設。衣食住が保証され、男女の性交も推奨されていた。住人は互いを個人名ではなく「デュード」と呼び合い、つなぎ服を着た施設職員を「チューター」と呼んだ。住人が施設内でどう過ごそうと自由であったが、敷地境界を許可なく出る事だけは出来なかった。

【目隠シスト】さん(2021-08-13)

【クチコミ・感想（5点検索）】[全部]

1．《ネタバレ》　タイトルと、テーマである「町」の実情が暗示するモノはと言えば、少しばかり民主主義・多数決主義への批判的視野を内包する、とでも言うか、非常に意味ありげではある。ただ、ＳＦとしての本作は全体的に非常にシンプルなストーリーを擁しており、一見は「理想郷」な町と、そこへの潜入・脱出を描くというメイン部分は、率直にかなり在り来りな展開だとも思えた。そして肝心のラストに至ってはどちらかと言うと意味不明の部類に属する様な代物であり、ココはハッキリ残念だ、と言及しておきたい。

全編を通して非常にまったりとした空気感で抑揚も欠くので、いくぶん「観る人を選ぶ」方の作品だ、とも言えるかと思う。その不可思議な雰囲気に観る価値を見出すか、あるいは役者の仕事を念入りに観てゆくか、視点をそちらの方向にシフトしてゆけるなら「観て損した」とまではならないのかも知れない。普通に娯楽としての映画鑑賞に供するというのなら、他の作品の方が好いであろう。

【Yuki2Invy】さん [DVD(邦画)] 5点（2021-05-27 21:22:16）

【点数情報】

Review人数			6人
平均点数			6.50点
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