12.《ネタバレ》 どこまでが現実でどこからが夢なのか曖昧にしつつ、やっぱり足は切断されてるところからスタートするのね。 亡くなった妻が「その人はだめ」っていうシーンが個人的には怖かったかな。それと麻袋が突然動きだす場面。あれ映画館だったら絶対びくっとなって恥ずかしい思いをするところだよな。 音声が聞き取りにくくて、テレビのボリュームを上げて聞き耳を立てないとよくわからなかったのが残念。ヒロインの得体の知れない雰囲気が強烈な映画。ただセリフは棒読みだよ。 |
11.今見直すとなんとなくドライブ・マイ・カーに似ていますね。村上春樹と村上龍原作ですし、こういう作品が海外受け良かったりするんでしょうか。三池崇史監督作品にしてはくだらないギャグがないので見やすい方ではあります。この作品の一番面白いところって序盤の男同士のコイバナ(?)のゲスい部分も含めた楽しさだと思いますね。そのゲスくていやらしい部分を中和してバランスを取るために痛いしっぺ返しを食らう展開が用意されているわけですが、男同士の会話の生っぽさに比して後半のホラーパートになると一気に台詞も演出も現実味に欠けた陳腐なものになってしまいます。男側の丁寧で共感もできる心理描写に対し女側はこんな女現実にはいないだろうという大袈裟な表現になってしまっているのがつまらないんですよね。 |
10.《ネタバレ》 取り立ててCGや特撮がすごいわけでなく、まさにサイコ。精神にダメージを与える仕上がり。なかなかのB級ホラームービー。いい意味で。ところで、小日向さんと大杉さんは、どこで出演したのかな?袋男? 【oifair】さん [インターネット(字幕)] 5点(2014-08-05 21:10:39) |
9.《ネタバレ》 「キリキリキリキリ~」 オーディションで再婚相手を見つけようとした男に麻美の狂気が突き刺さる。 「自分がどんな人間かがわかるのも苦しいことやつらいことだけなの。うんとつらい目に遭った時だけ自分の心の形がわかるのよ」 痛いのがダメな人は見ないほうがいいスプラッターホラー。 『ミザリー』のような観ていて痛い場面があるが、追い詰められる心理的恐怖では到底及ばない。 妄想や夢が突然挿入されるので、何が現実なのかわかりにくくて観づらい。 緻密さに欠けるストーリーなので突っ込みどころはいろいろあるが、怖がらせる(痛がらせる)という点では悪くない。 【飛鳥】さん [インターネット(字幕)] 5点(2013-06-03 01:21:07) |
8.《ネタバレ》 途中まではなかなか面白かった。人物の描き方、物語の展開のさせ方など、すべてがいい感じで、楽しめた。先を読ませずに興味を引く語り口も絶妙。ところがラストの「キリキリキリキリ〜」の部分が拍子抜け。残酷描写が話題だそうだが、もっと残酷な映像をたくさん見てきた自分には普通のスプラッタにしか見えなかった。そうして結局何が何だかわからず映画は終了。「私だけを愛してくれるか」という審査基準で、実は女が男をオーディションしていた、ということみたいだが、スッキリしない。「言葉は信用できないが痛みは信用できる」という言葉と、あの女の行動は合致していない。要は子供がアリの足をもいで遊んでいるのと同じでしょう。残念な結末。 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-09-16 17:06:17) (良:1票) |
7.女性の底に眠る情念を、肉体への痛みによって表現しようとした作品という気がします。ホラー、スプラッタとしては単発の衝撃はありますが、盛り上げ方が物足りない。前半を短くして後半を丁寧に描いて欲しかった気がします。 【モリブンド】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-25 01:46:53) |
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6.むずがゆい。妻を亡くしたオッサンがオーディションで再婚相手を発掘する。 だがしかし、気に入った女性は・・・。前半が冗長、変な空気が漂ってます。 ヒロインの演技が微妙、顔も微妙。しかし、ラスト生き生きとしてます。 キリキリキリ~っと。 石橋凌の意識が混濁して麻美を取り巻く狂気の世界が垣間見えるのだがイマイチ? 邦画にしてはなかなか痛々しかった。とはいえ、期待し過ぎていたため肩透かし少々。 猟奇的な実験みたいなのが延々と続くのかと思った。 針とキリキリだけかよ、みたいな。 【HIGEニズム】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-22 03:09:33) |
5.「すごいから見てみろ」と言われるがまま何も知らずに見てしまった。 くーー、おいら見ないんよホラーとか痛いのとか怖いのとか。 初めて早回しした映画。点なんてつけられねー。 【wlon】さん 5点(2004-07-05 01:43:22) |
4.確かに例のシーンは残酷で、痛さの表現もかなりのもの。しかし「痛さ」と「恐怖」をイコールで結びたくない私としては、イマイチな内容。見終わった後に、特に残るようなものが無い。 【FSS】さん 5点(2003-08-30 07:41:09) |
3.大体の内容を知っていて観たんで、逆に“この程度か”って印象ですね。もっとやらなぁ! 【イマジン】さん 5点(2003-06-19 12:24:30) |
2.わたしゃー、NYの映画館でみたんですが、大入り満員でした。(ほとんど欧米人)やっぱ、笑いのツボは外れてましたが、前半は大ウケ。しか~し、あのグログロシーンからは”Oh!Disguting!”と文句を言いながら退席する人が何人も続出...同じ日本人の女としてビビらせやしないかと、映画が終わった後、ちょっぴり心配になりましたわい。 【セラフィータ】さん 5点(2002-04-12 11:29:29) |
1.「絶対観るな!」その一言は私に甘美な誘惑をもたらし、つい手にとり観てしまったのだ!!という事で観てしまったではないかっ!!ひーん、怖いよぉ~、痛いよぉ~、おかあちゃ~ん!こういうグロイ映画って避けてたんですが前半のたんたんとしたシーンとは打って変わってラスト30分(推定)はもう阿鼻叫喚です。「キリキリキリ~ッ」っとこのシーンで前半棒読みだった麻美役の女性が生き生きと残虐な行為を行うのは果たして意図的だったのかラストではっきりすると解釈しています。つまりは前半での麻美は全て演技で、相手に痛みを与える女性こそが麻美本人ではないかと。だってラストで自分の言ったことを意識が朦朧としながらも繰り返して言うシーンはその現れではないでしょうか?皆さんはどう思われますか? 【さかQ】さん 5点(2001-10-08 20:22:56) |