2.世界的人気を誇るシンガーと、小学生の娘がいる名もなきシングルファーザーの数学教師。
こういう立場の違いは男と女で入れ替わることはあるけど、これもロマコメのひとつのカタチと言える作品です。
これでもかというくらいにゴージャスなジェニファー・ロペスと比較すると地味な役回り。
しかし本作、オーウェン・ウィルソンがいいんですよ。
ごく普通の教師でありパパである1人の男の雰囲気を醸し出しつつ、
世界的シンガーの隣にいても、まあ当然なんですが、しっかり絵になっている。
一方、中盤あたりは娘の存在感がほぼ無い時間帯が長く、
娘にもうちょっと役割をあげるとドラマとしてもコメディとしても面白くなったかなと。
実際にシンガーでもあるジェニロペが歌う姿もたっぷり見ることができる作品でもあります。