オンマ/呪縛のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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オンマ/呪縛

[オンマジュバク]
UMMA
2022年上映時間:83分
平均点:5.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマホラー
新規登録(2024-03-30)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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キャストサンドラ・オー(女優)アマンダ
製作サム・ライミ
製作総指揮アンドレ・ウーヴレダル
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
あらすじ
韓国系アメリカ人のアマンダは、娘のクリスと二人、郊外の農場に住み養蜂を営んでいた。アマンダには電気アレルギーがあり、二人の生活は一切電力に依存しないものだった。また、クリスはそんな母との生活のために学校には通わず自宅学習と養蜂の手伝いをして日々を過ごしていた。そんなある日、アマンダの叔父が韓国から突然やって来て祖国と母親を捨ててアメリカに移り住んだことを厳しく非難し、母の遺灰と遺品が入ったスーツケースを置いていく。そして、その日からアマンダは母の幻影に悩まされるのだった。
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1.《ネタバレ》 確かにホラーとしての要素を備えた作品ですが、個人的には殆ど恐さを感じませんでした。

主演のサンドラ・オーさんの熱演、主人公の電気アレルギーによる電気のない生活がもたらす終始暗い画面、ウンマの亡霊が現れる場面で用いられるジャンプスケアと、恐さの演出には事欠かない作品でありながら恐くないのです。

郊外の一軒家がオドロオドロしくなく寧ろ牧歌的な雰囲気であったり、娘クリス役のファイヴェル・スチュワートさんの素朴な可愛らしさ、母娘の唯一の友人であるダニー役のダーモット・マローニーさんの柔和で包容力十分な雰囲気等々が、恐さを打ち消しているようにも思えますが、何より作品全体がホラーと言うよりも主人公が過去の呪縛から脱して娘と前向きに生きて行くことを決意するまでに至るヒューマンストーリーだからなのかも知れません。

確かにウンマの亡霊は登場し、いくつかの霊障ももたらす訳ですが、それらの存在感よりも主人公の胸に刻まれた苦しさや悲しみの方が常に前面に押し出されている感じです。ただし、十分に表現されているかといえば多少なりとも物足りなさを感じてしまいますが。

結果、ホラー作品として観るならば極めて平均的な出来栄えだと思いますし、ヒューマンドラマとしてはホラー要素が盛り込まれた分弱くなっていることと、主人公の過去や韓国のお国柄についての説明不足を感じてしまいました。

サンドラさんの熱演の分を加点しても5点献上が妥当かなと思う次第です。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-03-31 11:49:35)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5150.00%
6150.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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