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みぽりん

[ミポリン]
2019年上映時間:108分
平均点:5.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-12-21)
ホラーサスペンスコメディアイドルもの
新規登録(2024-08-27)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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あらすじ
地下アイドルの神田優花は、人気投票1位となってソロデビューすることに。ところが彼女はとんでもない音痴。所属事務所としては、グッズが売れればOKという意見と、ソロデビューとなればそうもいかないという意見が交錯。すると、グループメンバーの一人である里奈から、凄腕のポイストレーナー・みほのレッスンを受けたらどうかとの意見が。結果、事務所は優香をみほのボイトレ合宿へ参加させることを決めるが、合宿に参加するのは優花ひとりだけ。そして、レッスンが進むにつれてみほの異常性が明らかになっていき…。本作が長編デビューの松本大樹監督が、地元神戸で撮り上げた自主制作作品。
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1.《ネタバレ》 前から名前が目についていたので見るかと思っていたが、見ないうちに何となく見づらい雰囲気になってしまった。映画と直接関係ないが、2024.12.6に逝去された中山美穂氏に哀悼の意を表する。
実際見ればそれほど変な映画でもなくアイドル論を語っているのかと思ったが、終盤に至ると物語の全部が崩壊したようになる。しかし全部が崩壊したようでもアイドル論は残ったので、要はアイドル論の映画として筋が通っていたと解される。
自分としては全部が崩壊すること自体を面白がることはできないので、これは全部が崩壊した後に残ったものを際立たせるための趣向だったと思っておく。登場人物もふるいにかけられたようで、最後まで残ったのが本当の重要人物だったと見える。

アイドル論としては、いわゆる「会いに行けるアイドル」より前の古風なアイドル観がボイトレ講師にはあったらしい。変質した現代のアイドルには嫌悪を感じていたようだが、その元凶になったものを象徴するのが劇中の秋○プロデューサーかも知れない。物語の崩壊というよりアイドル観の崩壊の話だったか。
ボイトレ講師は昔からの夢だったアイドルを最後に演じて本望だったろうが、実はそれは自分の信じたアイドル観の崩壊が前提だったのではないか。例えば声優アイドルは配偶者がいてもなおアイドルだったが、ボイトレ講師の場合は年齢の上限なくアイドルたりうることの表現になってしまっている。本人のアイドル観に反してまで(多分)人生の望みを果たしたわけで、それで最後は自分の信念に殉じる形で自決したと思っておく。
全体として、何で今どきアイドルの話かとは思うが意外にそれほどバカ映画でもなかった。

その他個別事項
・公式サイトによれば、劇中のアイドルグループは声優アイドルユニット「Oh!それミーオ!」だそうである。主な出演者は大阪の「澪(みお)クリエーション」という声優・俳優プロダクションの所属だが、ここは声優寄りの事務所のようで、この映画にもボイストレーナーや声優アイドルが出るのはその関係かと思った。
・低予算の自主制作だが役者はちゃんとして見える。登場人物では、個人的にはこずえちゃん推しだ(演・合田温子)。関西のオバちゃんも笑った。
・ボイトレ講師の台詞で2023年末の紅白の放送事故を思い出したが浜辺美波さんを悪くいうつもりはない。
・市民税の話がやたらに出ていたのは、芦屋は市民税が高いという噂?冗談?がこの周辺地域で語られているからではないか。本当かどうかは芦屋市公式サイトのFAQに書いてある(最終更新2024年11月15日)。
かっぱ堰さん [インターネット(邦画)] 5点(2025-01-25 20:39:09)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3133.33%
400.00%
5133.33%
600.00%
7133.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

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