スタン・ザ・フラッシャーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

スタン・ザ・フラッシャー

[スタン・ザ・フラッシャー]

Stan The Flasher

ビデオタイトル : スタン・ザ・フラッシャー　露出狂とロリータ

1990年【米】

平均点：8.00 / 10点(Review 5人) 

（ ドラマ）

監督	セルジュ・ゲンズブール
キャスト	セルジュ・ゲンズブール(男優)
	リシャール・ボーランジェ〔男優〕(男優)
	クロード・ベリ(男優)	スタン
	ミシェル・ロバン(男優)	囚人
	オーロール・クレマン(女優)	オーロール
	エロディ・ブシェーズ(女優)	ナターシャ
脚本	セルジュ・ゲンズブール
音楽	セルジュ・ゲンズブール

あらすじ

性的不能に陥り、脚本も売れない作家のスタン（クロード・ベリ）は子供達に家庭教師をして生活していた。教材はシェイクスピア。彼は、生徒である美貌のロリータ、ナターシャ（エロディ・ブシェーズ）に対して禁じられた欲望を持っていた。妻であるオーロール（オーロール・クレマン）との間は冷めきっており、スタンは悩み、酒をあおる。ついにスタンは、ナターシャへの欲望を抑えきれなくなるのだが･･･。ロリータと露出をテーマにした、セルジュ・ゲンズブール4作目にして遺作。

【fero】さん(2004-01-18)

【クチコミ・感想（5点検索）】[全部]

1．セルジュ・ゲンスブールお得意のロリータ・エロ部門です。醜く老いてしまった英語教師のオヤジが目を掛けていたナターシャ（だったっけナ？）の魅力にハマってしまうという内容。これといってエロエロってことは無いんですが、カメラワークにロリータコンプレックスをひしひしと感じさせてくれます。正直主役のオヤジさんのマントをひらひらさせて見せる裸体には失笑と吐き気を催しますがその滑稽な姿に哀愁を感じずにはいられませんでした。冷め切った夫婦関係に、言う事を聞かない生徒、そして生きる目的も無い。その悲しさが全編ブルーのバックに表現されています。エロディ・ブーシェ（エロディって名前からしてエッチ）の小悪魔的な魅力を出したいのでしょうが（特にオープニング！）、ストーリーに関わるほど何をするでもなくイマイチ彼女の良さが伝わって来ません。そしてどうも全編漂うムンムンとした雰囲気は苦手です．．．．ホント、監督の趣味で撮りよった作品です。劇中主人公が言っていた通り「男は拳銃で自殺し、女は睡眠薬で自殺」。おそらく冷め切った夫婦も実は冷めたのではなく、ただお互い愛情表現が苦手だったのでしょう。

【さかＱ】さん 5点（2002-04-16 05:31:14）

【点数情報】

Review人数			5人
平均点数			8.00点
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7	1	20.00％
8	1	20.00％
9	0	0.00％
10	2	40.00％