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ドラゴンスレイヤー

[ドラゴンスレイヤー]
Dragonslayer
1981年上映時間:109分
平均点:5.30 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
アクションアドベンチャーファンタジー
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タイトル情報更新(2014-05-08)【S&S】さん
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監督マシュー・ロビンス
助監督ピーター・マクドナルド〔撮影〕(第二班監督)
ロイ・スティーヴンス〔助監督〕(第二助監督)
キャストピーター・マクニコル(男優)
ケイトリン・クラーク(女優)
ラルフ・リチャードソン(男優)
イアン・マクディアミッド(男優)
脚本マシュー・ロビンス
ハル・バーウッド
音楽アレックス・ノース
撮影デレク・ヴァンリント
製作ハル・バーウッド
製作総指揮ハワード・W・コッチ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
マーク・ヴァーゴ(光学処理)
デニス・ミューレン(特別視覚効果)
フィル・ティペット(特別視覚効果)
美術エリオット・スコット[美術](プロダクション・デザイン)
イアン・ウィッテカー〔美術〕(セット装飾)
衣装アンソニー・メンデルソン
編集トニー・ローソン〔編集〕
録音ウォルター・マーチ
ダグ・ヘンフィル
スタントヴィク・アームストロング(ノンクレジット)
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3.《ネタバレ》 この作品は、ウォルト・ディズニー亡き後、どん底にあった当時のディズニープロダクションが、新機軸を見出そうと試行錯誤していた実験作の一つと言えるかもしれません。そうした映画の一つ・ブラックホール(1979年)が「大人向けの科学映画という体裁で宣伝しながら、実は子供向けのアドベンチャーもの」だったのに対し、当作品は「題材は家族向けのファンタジーでありながら、大人向けを志向した作品」と言えるかと思います。
 「大人向け」としての脚本上の工夫は「定石(お約束)破り」だったようです。ザッと挙げると「定石では救われるはずのお姫様は、無残な死を遂げる」「定石ではドラゴンを倒すはずの特製の槍は、あえなく折れてしまう」「定石では英雄になるはずの少年は、ドラゴンを倒さない」「我が身を犠牲にしてドラゴンを倒した魔法使いは、定石では人々から感謝されるはずなのに、主人公とヒロイン以外からは誰からも存在を認められない」…とこんな感じです。
 おそらく知的な面白さを好む人達からは評価されたでしょうが、少数派だったようです。同じ年に公開された、まさに定石通りに展開する「タイタンの戦い」に対して興行的に惨敗を喫し、結局、日本では未公開になりました。
ご存知の方もおいででしょうが、TVシリーズの水戸黄門は、かつて石坂浩二さんを主役にしたとき、定石の打破を試みました。一部の視聴者からは歓迎されたものの、結局は大半の声に応えて本来のお約束番組に戻りました。「展開や結末は薄々わかっているのに、否、わかっているからこそ安心して感情移入し、めでたし、めでたし…と精神の安定を得る」という面が人間にはあると思います。現在のディズニー映画の隆盛は、まさにこのツボを心得ているからこそだと思われます。
ドラゴン自体は、当時、ハリーハウゼンのストップ・モーションでは難しかった素早い動きを実現し、一見の価値があると思います。その技術は「ゴー・モーションシステム」と呼称されました。そしてアカデミー視覚効果賞にノミネートされ(受賞したのは、レイダース・失われたアーク)、ジュラシックパーク(1993年)のCGの恐竜が登場するまで使われました。
以上、娯楽映画の在り方を考える上での意義と、ゴー・モーションによるドラゴンの技術的な意義を鑑み、5点を献上します。音楽評価は、ベテランの作曲者アレックス・ノースに敬意を表し10点を献上します。
せんべいさん [地上波(字幕)] 5点(2015-02-07 21:49:15)
2.魔法使いの弟子がとある国を脅かすドラゴンを退治するファンタジー映画。モンスターはドラゴンとその子供のみ。ストーリーはそんなにおもしろくなかった。ただし、後半のドラゴンが完全登場してからの戦いはかなりよかった。俺の西洋のファンタジーのドラゴンってこーゆうイメージがぴったり。炎のはきぐあいもいい。長時間、炎を吐き続けるドラゴン、それをドラゴンの鱗で作った盾でひたすら耐える主人公、なんかリアルな戦いで燃えます。最後の魔法使いとドラゴンの戦いの表現も、昔の西洋のファンタジー小説なんかで思い描いていた感じで、これまたかっこいい。前半にドラゴンの不気味さを作ってあるので、雷にうたれるドラゴンにはなんだかテンションあがります。後半を観ると、前半の盛り上がりのなさも許せます。ディズニー作品だけど、ファミリーファンタジー映画ではありえない展開なんかもあって、そこそこ楽しめました。
なにわ君さん [ビデオ(字幕)] 5点(2009-01-12 19:58:36)
1.この映画が伝説となって幾年が経ったのでしょうか。当時、一部の映画雑誌等で革新的SFXと騒がれながらも、結局はお蔵入りしてしまった悲劇のドラゴン・ムービー。「ジュラシック・パーク」や「ロード・オブ・ザ・リング」を経験してしまった現在の目で見てしまえば、このどーしよーもなくかったるい展開としょぼいセット、そして飛翔するドラゴンのオプチカル合成が哀愁を誘います。が、ILMが作り上げたドラゴンそれ自体の生物的動きと怪物的迫力は十二分に現在でも通用すると思います。そこまでのシーンからはこんな素晴らしいドラゴンが登場するとはとても予想できないので、ドラゴンの全身が初登場するクライマックスにはゾクゾクしてしまいました。そんな訳で、5点献上。
sayzinさん 5点(2003-05-14 04:22:43)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 5.30点
000.00%
100.00%
200.00%
3110.00%
4220.00%
5330.00%
6220.00%
7110.00%
8110.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 3.00点 Review2人
chart

【アカデミー賞 情報】

1981年 54回
作曲賞(ドラマ)アレックス・ノース候補(ノミネート) 
視覚効果賞デニス・ミューレン候補(ノミネート) 
視覚効果賞フィル・ティペット候補(ノミネート) 

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